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中国Apple関連企業の従業員が顧客データを盗み出して売却していたことが、中国当局の調べで発覚しました。
現地時間6月7日、中国・浙江省南部の警察が発表したところによると、逮捕された22人のうち20人がApple関連企業の従業員で、容疑者らは社内コンピューターシステムを使って、顧客の氏名、電話番号、Apple IDなどの個人情報を違法に入手。これら情報を売却し、5,000万人民元(約8億円)以上を荒稼ぎしていました。
当局は盗まれた個人データが中国国内のユーザーのものなのか、それとも国外ユーザーのものなのかは明らかにしていません。
中国警察は数カ月に及ぶ捜査の結果、広州、江蘇、浙江、福建を含む4省以上の地域で容疑者らを逮捕、犯罪に使用されたツールを確保するとともに、犯罪ネットワークの壊滅に成功した、と発表しています。
逮捕された容疑者らは、Appleが中国でダイレクトマーケティングなどの事業委託を行っている企業に勤務しており、違法に抽出した顧客データを1件につき10人民元から180人民元(約160円〜2,910円)で売りさばいていました。
中国では個人情報の売買が横行しており、それを問題視した政府が6月1日、国内のネットワークとユーザー情報保護を目的とした、新たなサイバーセキュリティ法を施行したばかりです。ただしこの法律には異論も多くあるようです。
Source:South China Morning Post
(lunatic)
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