Apple、iPhone7発表直前に発注部品数を大幅引き上げか

iphone7 コンセプト画像 martin hajek

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9月7日のiPhone7/7 Plus発表を目前にして、Appleが新iPhone製造に必要な部品の発注数を10%引き上げた模様です。

直前の引き上げはiPhone7への期待の証か

iPhoneの発注については、8月後半にDigiTimesが、Appleは発注量を昨年から約30%減らし、納入単価は約20%下げるよう要求している、と報じました。
 
しかし発表目前に急遽10%引き上げたことについて、DigiTimesは関係者の話として、AppleがiPhone7/7 Plusに対し、既存ユーザーからの買い替え需要があるという、ポジティブな期待を捨てられなかったためだろう、と記しています。
 
また同じ関係者からの情報として、Appleは当初iPhone7/7 Plusの2016年後半の出荷台数について、前年同期のiPhone6sの出荷台数の60%程度と予測していたとしています。
 
2015年後半のiPhone6sの出荷台数は、月平均で3,000万台だったとのことです。

一部のサプライヤーは先行きを懸念

しかし一部のサプライヤーは、今回は発注数が引き上げられたものの、2016年第4四半期に向けて減らされるのではないか、と懸念しているようです。
 
 
Source:DigiTimes
Photo:Martin Hajek
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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