Snapchatのカメラ内蔵メガネが買える自販機、米国内を転々と移動中

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アメリカで若者に人気の写真・動画共有アプリ「Snapchat」を展開する米Snapが、9月に発表したメガネ型のビデオカメラ内蔵ウェアラブル「Spectacles」の販売を「Snapbot」という自動販売機で開始しました。

時間限定で「消えて」しまう自販機

Snapchatでは、TwitterやInstagramのように動画や写真を共有できますが、相手が閲覧して一定時間が経過すると「消えて」しまうのが最大の特徴です。
 
そして同社は、先日発表したカメラ内蔵メガネSpectaclesを、小売店やオンラインストアではなく、自動販売機で販売することを明らかにしました。
 
しかもその自動販売機、同じ場所には1日しか設置されず、24時間経過した時点で次の場所へと移動します。Snapは次の設置場所を24時間前にオンラインマップで通知するとしています。Snapchatのメッセージが時間限定で消えるのと同じように、自販機も時間限定で「消えて」しまうという訳です。
 
最初の設置場所は、Snapの本社があるカリフォルニアのベニスビーチで、10日に登場しました。その後、北カリフォルニアのローマヴィスタという小さな街へ移動しています。
 
円形のスクリーンの下にあるコーラルピンク、黒、ティールブルーのボタンはそれぞれのSpectaclesの色を表しており、購入する前にスクリーン上でバーチャルに試着して、色を選ぶことができます。

すでにプレミアム価格に

Spectaclesの価格は130ドル(約1万4,000円)ですが、自販機のみの販売、しかもそれが転々と移動するために購入が難しく、すでにプレミア価格となっています。オークションサイトeBayでは、現在915ドル(約9万8,000円)もの値がついているものもあります。
 
Spectacles ebay
 
Spectaclesはカメラ内蔵メガネで、撮影した動画や写真はSnapchatアプリで共有することができます。
 
以下の動画はSnapがSnapbotの宣伝用に公開しているものと、アメリカの有名MC、エレン・デジェネレスが、実際に自販機で購入している様子を撮影した映像です。
 
 

 

 
 
Source:Business Insider
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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