Apple Vision Pro、Metaに挑む市場シェア5%の衝撃!

今年発売されたAppleの複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」ですが、市場での浸透具合はどのような状況なのでしょうか?あまり売れていないと言われていたこのデバイスですが、実は市場シェア5%という、高価なヘッドセットとしては非常に優れた数字を記録していることがわかりました。
高価ながら市場シェア3位を獲得
TrendForceの調査によると、2024年度の主要な仮想現実(VR)およびMRデバイスのブランドシェアで、Apple Vision Proが5%を獲得していることが明らかになりました。
最も多くのシェアを占めたのはMeta Questの73%で、次いでソニーのPS VR 2が続いています。一方、Appleは高価格な設定ながら3位にランクインしており、驚くべき結果と言えるでしょう。

医療分野での活躍に注目?
Vision Proが医療の現場で活用されているという報告はこれまでに何度もありました。一般ユーザーには高価なデバイスであるものの、医療機器と比較すると比較的安価で、さらに高い効果を発揮する点が評価されているようです。
通常、医療現場で使用される高画質ディスプレイは30,000ドルを下回ることはないとされていますが、Vision Proを採用すれば3,499ドルで済むため、費用対効果が非常に高いといえます。
2026年には廉価版も登場予定
Apple Vision Proは、2026年に廉価版および次世代バージョンが登場すると予測されています。これにより、市場での存在感がさらに高まることが期待されます。
一般ユーザーよりもプロフェッショナルな現場で高く評価されるという点は、Appleらしい特徴とも言えます。Vision Proは今後もAppleの主要デバイスとして重要な役割を担っていくのではないでしょうか。
Source: AppleInsider
Photo: Apple