visionOS 2でマウス対応!生産性が劇的向上
Appleは17日未明、visionOS 2の正式版をリリースしました。さまざまな新機能により、複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの使用の幅がさらに広がります。今回は、新たに加わった機能について詳しく見ていきましょう。
目次
3つの目玉新機能とは?
空間メモリー
visionOS 2では、Apple Vision Proユーザーは写真アプリのライブラリにある2D画像を深度と立体感を持つ空間写真に変換し、過去の思い出を蘇らせることができます。先進的な機械学習アルゴリズムを活用することで、これまでにない方法で思い出を再現します。
SharePlayを使えば、iPhone16シリーズで撮影した空間写真やビデオを友人や家族と簡単に共有可能です。写真アプリも再設計されており、以前よりも素早くコンテンツを見つけることができます。
新しい手のジェスチャ
visionOS 2には、ホームビューやその他の機能へのアクセスをさらに便利にする新しいジェスチャが導入されています。手を前に上げて指をタップするとホームビューを表示したり、手を裏返して時刻の表示やバッテリー残量の確認、ボリューム調整、コントロールセンターへのアクセスが可能です。
マウスに対応
visionOS 2ではマウスが使用できるようになり、特に書類作成時などで効果を発揮すると期待されています。
年内には、ユーザーを包み込むような拡大可能な、2台の4Kディスプレイに相当する大きさのウルトラワイドなMac仮想ディスプレイの実装も見込まれています。
その他にも新機能が盛りだくさん
visionOS 2では、トラベルモードが電車に対応したり、ユーザーの家族や同僚がゲストユーザーを頻繁に使用する場合に、最近のゲストの目と手のデータを30日間保存する機能も追加されています。また、Personaの改善も図られています。
Source: Apple