FCC承認!6GHz帯で新時代突入

米連邦通信委員会(FCC)がVery Low Power(VLP)デバイスでの6GHz帯の使用を認めたと伝えられています。この規制変更により、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)ヘッドセットなどのデバイスとiPhoneとの間で超高速通信が可能となるとされています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. FCCがVLPデバイスでの6GHz帯の使用を認めた。
2. Vision ProとiPhoneといった2つのデバイス間での短距離デザリング接続が可能になる。
3. 最先端アプリケーションのエコシステムの促進が期待されている。
デバイス間の短距離デザリング接続が可能に
Apple、Google、Meta、Microsoftなどの企業は2019年から、低電力の閾値で送信するVLP(Very Low Power)デバイスが制限なく6GHz帯を使用できるようFCCに要請していましたが、今になってようやく承認が下りたとのことです。
今回の規制変更により、AppleのVision ProヘッドセットとiPhone、またはCarPlayとiPhoneのような2つのデバイス間の短距離デザリング接続が可能になるとされています。
FCCは6GHz帯のVLPデバイスへの解放により、「ウェアラブル技術やAR、VRを含む最先端アプリケーションのエコシステムが促進され、ビジネスに役立ち、学習機会が向上し、ヘルスケアの機会が促進され、新たなエンターテインメント体験がもたらされることになる」とコメントしています。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)