Samsung、Galaxy M54用OLEDディスプレイを中国サプライヤーに外注

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Samsungが、Galaxy M53後継モデルとして2023年に発売する見込みのGalaxy M54について、同モデル用有機EL(OLED)ディスプレイパネルをSamsung Displayから仕入れず、全数を中国サプライヤーに発注する可能性が高いと韓国メディアThe Elecが報じました。

グループ企業のディスプレイを搭載せず?

Galaxy M53のOLEDディスプレイパネルはSamsung Display中国BOEが供給しているのに対し、Galaxy M54のOLEDディスプレイはBOEとCSOTが全数を供給する可能性が高いようです。
 
Galaxy Mシリーズは主に東南アジア市場向けの廉価モデルで、出荷台数はGalaxy Aシリーズよりも少ないとThe Elecは説明しています。
 
Samsung Displayは、搭載するディスプレイパネル種別を液晶からOLEDへと変更するGalaxy A24にディスプレイを供給すると、The Elecは述べています。

スマートフォンビジネスの立て直しの一環か

Galaxy M54においてSamsung Display製OLEDディスプレイパネルを採用せず、BOEとCSOTだけから仕入れる理由についてThe Elecは、廉価モデルに搭載するリジッドOLEDディスプレイパネルの仕入れ価格は両社の方が安いからと推察しています。
 
SamsungのMX事業部2年連続で内部監査を受けるなど、売上と利益の増加に苦慮しているとみられています。
 
 
Source:The Elec
Photo:GSMArena
(FT729)

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