AppleはいずれBluetoothでない独自の通信プロトコルをAirPodsに採用

AppleEvent AirPods Pro(第2世代)


 
Appleがイベントで発表したAirPods Pro(第2世代)は、最新規格のBluetooth 5.3に対応していますが、ロスレスオーディオには対応していません。
 
Bloombergのマーク・ガーマン記者はニュースレター「Power On」において、AirPods Pro(第2世代)がのちにロスレスオーディオ対応となる可能性を示唆しつつも、AppleはいずれBluetoothではなく、独自の通信プロトコルを採用すると述べています。

AirPods Pro(第2世代)はロスレスオーディオに非対応

AirPods Pro(第2世代)が発表される前、同モデルはApple Musicのロスレスオーディオに対応するのではないか期待されていました。
 
ところがAirPods Pro(第2世代)製品情報ページには記載がなく、残念ながらロスレスオーディオには対応していないことがわかっています。
 
ただしAirPods Pro(第2世代)はBluetooth 5.3には対応していることから、追ってロスレス再生が可能になるとの指摘があり、ガーマン記者のコメントもこうした予測と一致するものです。

Appleは独自の通信プロトコルを開発中

そして同記者はさらに、次のように述べています。
 

AirPodsをロスレスオーディオ対応にできない理由がBluetoothで、このワイヤレスプロトコルには高品質オーディオをストリーミングするだけの十分なパワーがない。Appleが社内で独自のソリューションを開発しているというのはもはや秘密ではない。Bluetoothを置き換える技術が、未来のAirPodsにこれらの機能をもたらすだろう。

 
AppleはBluetoothに限界を感じており独自の通信プロトコルを開発しているとの噂は以前より何度か報じられています。

 
 
Source:Power On
(lunatic)

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