【レポ】watchOS8.5の改善された不規則な心拍の通知、日本でも利用できる?

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watchOS8.5に含まれる「心房細動の検知を改善するために設計された不規則な心拍の通知のアップデート」が、日本でも利用できるようになったのか確認してみました。また、watchOS8.5の、「不規則な心拍の通知プログラム機能のバージョン」を、watchOS8.4、watchOS8.0.1と比べてみました。

不規則な心拍の通知のアップデートは日本でも利用できる?

日本時間2022年3月15日に提供が開始されたwatchOS8.5のリリースノートには、「心房細動の検知を改善するために設計された不規則な心拍の通知のアップデート。この機能は、米国、チリ、香港、南アフリカ、およびその他多数の地域で使用可能」と記されています。
 
ここに記載された、「その他多数の地域」に日本は含まれているのか、この文言だけではわかりにくいのでAppleサポートに問い合わせてみました。
 
結果、心房細動の検知を改善するために設計された不規則な心拍の通知のアップデートの提供国に、日本は含まれていないとの回答を得ました。

Apple Watchごとのバージョンを確認

次に、iOS15.4にアップデートしたこともあり、「ヘルスケア」アプリでAppleの不規則な心拍の通知プログラム機能のバージョンが変更されていないか、筆者所有のApple Watchを確認しました。
 

 
watchOS8.5をインストールしたApple Watch Series 7(ペアリング相手はiOS15.4のiPhone13 Pro)の機能バージョンは「1」、アップデートバージョンは「1.19S553」でした。
 

 
watchOS8.4をインストールしたApple Watch Series 4(ペアリング相手はiOS15.4のiPhone12 Pro)の機能バージョンは「1」、アップデートバージョンは「1.18T195」でした。
 

 
watchOS8.0.1をインストールしたApple Watch Series 5(ペアリング相手はiOS15.4のiPhone12)の機能バージョンは「1」、アップデートバージョンは「1.19R354」でした。
 

 
現時点で、バージョンが異なっても機能の違いは見つけられませんでした。

iPhoneのバージョンは共通

iOS15.4にアップデートしたiPhone13 Pro、iPhone12 Pro、iPhone12のアップデートバージョンは全て「1.19E241」でした。
 

 
 
Photo:Apple
(FT729)
 
 

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