Apple、STEM教育を促進すべく米大学にiPadやMac、教育プログラム提供

    Apple テキサスサザン大学 寄付

    Apple テキサスサザン大学 寄付
     
    Appleがテキサス・サザン大学に対して、科学、技術、工学、数学(STEM)プログラムを促進するためのハードウェアと資金を提供します。この提供は、ジョージ・フロイドさんの死をきっかけとして、Appleが立ち上げた「人種公道正義イニシアティブ(Racial Equity and Justice Initiative)」に基づいています。

    教育プログラムやデバイスを提供

    テキサス・サザン大学は、Appleが取り組んでいるHBCU C2プログラムに新たに参加する11校のうちの1校です。このプログラムは、歴史的に黒人の多い大学に対して、コーディングと創造の体験を提供することを目的としており、いずれも同社の提供する専用カリキュラム「Everyone Can Code」「Everyone Can Create」を利用します。
     
    また対象となるプログラムに登録している教師や学生には、iPadやMacといったデバイスを提供するほか、奨学金や仕事を含む専門的な開発の機会を学生に提供しているそうです。これについて、テキサス・サザン大学のレシア・クランプトン-ヤング学長は「学生が明日のキャリアに備えることのできる、非常に革新的なパートナーシップだ」と評価しました。

    1億ドルの基金に上乗せ

    昨年発表した1億ドル(約110億円)の「人種公道正義イニシアティブ」に加え、Appleは先日、このイニシアティブをさらに拡大するために3,000万ドル(約33億円)を拠出すると新たに発表しています。
     
    今回の拡大に先立って、すでに500万ドル(約5.5億円)の基金がアラバマA&M大学、ハワード大学、モーガン州立大学、プレーリービューA&M大学に割り当てられています。
     
    また大学への支援だけではなく、今年3月には米カリフォルニア州サンノゼに、平等と教育を推し進めるプログラムへの援助として100万ドル(約1億1,000万円)を寄付しています。
     
     
    Source:AppleInsider
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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