YouTuberが“世界初”のM1チップ搭載iMacをMac miniパーツで制作

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Appleが独自開発したAppleシリコンことM1チップは、現在のところ13インチMacBook ProとMacBook Air、そしてMac miniに搭載されており、M1チップ搭載iMacはまだ登場していません。YouTuberのルーク・ミアニ氏は、「M1チップ搭載iMacが待ちきれない」として、独力でAppleシリコン搭載iMacの制作に取りかかりました

変換ボードでiMacをMac miniのHDMIディスプレイとして使用

ミアニ氏は、Apple製品の分解で知られるiFixitの分解ガイドを参考にし、27インチiMac(2011)のパーツをばらしていきました。このiMacはデザインが刷新される前のモデルで、ディスプレイの側面がスリムになっていく仕様ではありません。
 
ミアニ氏が今回行った改造は、iMacを外部ディスプレイであるApple Cinema Displayとして使用するというものです。同氏はリサーチを行い、iMacをHDMIディスプレイにすることができる変換ボードを発見することに成功しました。
 
iMac内のパーツを取り出し、Mac miniのものと交換すると、Mac miniパーツが占有するスペースがiMacよりもはるかに小さいのがわかります。
 

 

 
ミアニ氏は、出来上がった改造iMacを“世界初”のM1チップ搭載iMacと呼んでいます。
 

新型iMacの発売は近い?

現行の21.5インチiMacが一部注文できなくなっているとの報告が2月末にあり、新たなiMac登場の予兆なのではないかと噂されていました。
 
その後3月に入ってから、21.5インチiMac 4Kの一部モデルが生産停止となったと伝えられました。これに関して米メディアAppleInsiderは「新型iMac登場の前触れかもしれない」とコメントしており、M1チップ搭載iMac発売への期待が高まっています。
 
 
Source:9to5Mac
(lexi)

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