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2021年1月29日 00時11分

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FacebookのザッカーバーグCEO「Appleは最大の競争相手」

ザッカーバーグ


 
Facebookのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は27日、2020年第4四半期(10月〜12月)の決算に関する投資家向けの説明会で、Appleが「最大の競争相手」の一つになるだろうとの見解を示しました。

iOS14の影響力を警戒

一見すると、Appleのハードウェア事業とFacebookの広告事業は競合しないように思われますが、ザッカーバーグCEOがこれほど警戒を強めるのには理由があります。Appleは最新のiOS14で、ユーザーがサードパーティーのトラッキングを防止してターゲティング広告を拒否できる、オプトアウト機能を搭載すると発表しています(影響力を考慮して今春導入予定)。
 
これまでにも「攻撃を受けている」「デベロッパーや事業主の大半を痛めつけることになる」と批判を投げかけてきたFacebookですが、ザッカーバーグCEOは改めて、Appleが他社のサービスを支配するために、自分たちのポジションやプラットフォームを利用していると指摘しました。

プライバシーに配慮しているのはWhatsApp?

ザッカーバーグ氏が不満をこぼすのは、広告企業の締め出しだけではありません。
 
彼はAppleのプライバシーに対するスタンスにも疑問を持っているようで、実際に同社が関心があるのは、人々がやり取りするメッセージのプライバシーや安全性よりも(Facebookなどが行う)メタデータの収集のほうだと述べました。
 
ザッカーバーグ氏はiMessageが暗号化されておらず、実際にはAppleや政府によって大半がアクセス可能であることを問題にします。事実、2016年にはiMessageの情報を捜査機関に対して部分的に開示していることが判明しています。同氏は「最も重要なことはと言えば、人々のメッセージを守ることのはずだ。(その点で)私はWhatsAppのほうが明らかに優れていると思う」と自分たちのアプリの優位性をアピールしました。
 
またiMessageがAppleのエコシステムを存続させるための「くさび」のようになっているとも指摘、すべてのiPhoneにプレインストールされているおかげで、人々は同サービスを積極的に使うようになり、その結果自分たちを含むサードパーティーのアプリが不当な影響を受けていると述べました。
 
この他にザッカーバーグ氏は、両社がともに仮想現実(VR)や拡張現実(AR)分野への進出に力を入れていることから、この分野でもAppleとの競合が予想されると語っています。
 
 
Source:AppleInsider,Bloomberg
Photo:Flickr-quintanomedia
(kihachi)

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