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パンデミックにより自宅で過ごす時間が増えた影響で、一躍大人気となったビデオ会議サービスのZoom。このZoomが次はEメールとカレンダーサービス事業に参入すると、有料購読ニュースサイトThe Informationが伝えています。
関係者によると、ZoomはすでにWebメールサービスの開発を進めており、2021年にはベータ版をリリースする見通しです。また同社は独自のカレンダーアプリの開発にも取り組んでいるとのことです。
調査企業Sensor Towerによれば、2020年第2四半期(4月〜6月)に全世界のApp Storeで最もダウンロードされたアプリはZoomでした。
Zoomはメールサービスとカレンダーアプリを導入することにより、同じようなビデオ会議システムを提供するMicrosoftやGoogleに対抗できると考えているようです。
企業がZoomではなくGoogle MeetやMicrosoft Teamsを選択する大きな理由のひとつは、社内でGoogleやMicrosoftのカレンダーやメールサービスを利用しているためとされています。
Source:The Information via TechRadar
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。