アプリで傘をシェアする「アイカサ」が阪神線に登場


阪神電気鉄道は、傘シェアリングサービス「アイカサ」を阪神線の39駅・49カ所で導入します。これは、阪神電気鉄道が神戸市およびNature Innovation Groupとの間で締結した、「シェアリングエコノミーを活用したまちづくり実証事業に関する三者連携協定」の一環として導入されるものです。
「アイカサ」とは
「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した、傘のシェアリングサービスです。突然の雨でもアイカサを借りて利用することができ、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに返却することができます。現在は、渋谷や上野をはじめとした都内全域と福岡市で展開されており、スポット数はおよそ500カ所にのぼります。
アプリで傘をシェア
スマートフォンで「アイカサ」アプリをダウンロードして利用者情報を登録します。その後、傘立てを検索して在庫があることを確認後に[借りる]をタップして傘立てにスマートフォンをタッチまたはQRコードを読み取り、傘立てから傘を引き出します。
返却する際は、アプリで返却可能な傘立てを検索して、[返す]をタップして、傘立てにスマートフォンをタッチまたはQRコードを読み取り、傘立てに傘を返却します。
利用料金は、通常プランが24時間70円(税込み)で、使い放題プランが月額280円(税込み)です。なお、通常プランは同月内最大420円で、使い放題プランは同時に2本までレンタル可能、となっています。
阪神線の39駅・49カ所で設置

以下の阪神線39駅・49カ所のほか、神戸市内の各所に傘スポットが設置され、全体で合計90カ所(2,000本、内1,000本が阪神線の駅)でサービスが開始されます。
| 駅名 | スポット設置台数 | |
|---|---|---|
| 1 | 大阪梅田 | 3台 |
| 2 | 福島 | 2台 |
| 3 | 野田 | 1台 |
| 4 | 淀川 | 1台 |
| 5 | 姫島 | 1台 |
| 6 | 千船 | 1台 |
| 7 | 杭瀬 | 1台 |
| 8 | 大物 | 1台 |
| 9 | 尼崎 | 2台 |
| 10 | 出屋敷 | 1台 |
| 11 | 尼崎センタープール前 | 1台 |
| 12 | 武庫川 | 2台 |
| 13 | 桜川 | 1台 |
| 14 | ドーム前 | 1台 |
| 15 | 九条 | 2台 |
| 16 | 西九条 | 2台 |
| 17 | 千鳥橋 | 1台 |
| 18 | 出来島 | 1台 |
| 19 | 鳴尾・武庫川女子大前 | 1台 |
| 20 | 甲子園 | 2台 |
| 21 | 久寿川 | 1台 |
| 22 | 今津 | 1台 |
| 23 | 西宮 | 2台 |
| 24 | 芦屋 | 1台 |
| 25 | 深江 | 1台 |
| 26 | 青木 | 1台 |
| 27 | 魚崎 | 1台 |
| 28 | 御影 | 1台 |
| 29 | 新在家 | 1台 |
| 30 | 大石 | 1台 |
| 31 | 西灘 | 1台 |
| 32 | 岩屋 | 1台 |
| 33 | 神戸三宮 | 1台 |
| 34 | 元町 | 2台 |
| 35 | 西元町 | 1台 |
| 36 | 高速神戸 | 1台 |
| 37 | 新開地 | 1台 |
| 38 | 大開 | 1台 |
| 39 | 高速長田 | 1台 |
Source:阪神電気鉄道/PR TIMES
(藤田尚眞)

