Apple Watch Series 6、溺れている状態も検知出来るようになるかも

Apple Watch Series 6 Concept
 
Appleが取得した特許情報を確認したところ、将来のApple Watchにはウォーターセンサーが搭載され、装着したユーザーが川や海で溺れている状態を検知できるようになるかもしれないとの予想を、Tom’s Guideが伝えました。

特許の概要


今回、米国特許商標庁(USPTO)のデータベースで確認された特許は「健康管理を伴う、ポータブル電子デバイスについて」というものです。この特許の概論を読んだだけでは、Apple Watchウォーターセンサーを搭載し、雨が降っている状態を把握するというような簡単なものに見えます。
 
しかし、特許の内容を詳しく確認したところ、「水の検出」を通じた、ユーザーの危険性の検知も含んでいることが確認されたと、Tom’s Guideは述べています。

水(水質)検出の仕組み


特許の中で言及されているウォーターセンサーは、Apple Watch本体とバンドにそれぞれ装着され、単に水に濡れているかだけではなく、水質も検出するようです。
 
更に、位置データやモーションセンサーなどを組み合わせることで、ユーザーが川や海で(意識的に)泳いでいるのか、もしくは誤って落ちてしまったのかを推測し、その結果を「緊急SOS」のように、登録したユーザーに通知することも検討されているようです。

進化し続けるApple Watch


Apple Watch Series 6は、血中酸素飽和度(SpO2)測定機能を搭載するという噂があります。また、呼吸数を検知するセンサーとを組み合わせて、過呼吸の状態が検出可能になるとの予想もあります。
 
ウォーターセンサーと呼吸数検知センサーを組み合わせればより正確に、ユーザーが溺れている状態を検知することが可能になりそうです。
 
 
Source:AppleInsider via Tom’s Guide
Photo:米国特許商標庁(USPTO), EverythingApplePro/YouTube
(FT729)

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