iOS13.3.1の正式版公開、iPadOS、macOSなどもアップデート

Apple iOS13
 
Appleは現地時間1月28日、iOS13.3.1の正式版を一般ユーザー向けに公開しました。同時に、iPadOS13.3.1、macOS 10.15.3、tvOS13.3.1, watchOS6.1.2のアップデートも公開されています。

iOS13.3の不具合を修正

iOS13.3.1とiPadOS13.3.1は、現地時間2019年12月10日に公開されたiOS13.3/iPadOS13.3以来の、2020年に入って初のアップデートです。
 

 
iOS13.3で指摘されていた、ユーザーが位置情報の使用をオフにしていても、U1チップ制御のために位置情報サービスが動作してしまう問題が修正されているほか、ペアレンタルコントロールの抜け穴が修正されています。
 

iOS13.3.1のリリースノートは以下のとおりです。
 

  • “通信/通話の制限”でスクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合がある問題を修正
  • U1超広帯域(UWB)チップによる位置情報サービスの使用を制御するための設定を追加
  • iPhone 11またはiPhone 11 Proで撮影したDeep Fusionの写真を編集するときに短時間の遅延が生じる場合がある問題に対処
  • “メール”でサーバ上の画像を読み込む”設定が無効になっていてもサーバ上の画像が読み込まれる場合がある問題を解決
  • “メール”で取り消す操作のダイアログが繰り返し表示される場合がある問題を修正
  • FaceTimeでワイドカメラの代わりに背面のウルトラワイドカメラが使用される場合がある問題に対処
  • Wi-Fi経由でプッシュ通知が配信されない場合がある問題を解決
  • CarPlayで特定の車両から電話をかけると音声にひずみが生じる場合がある問題に対処
  • HomePodのSiriの声にインド英語を追加

macOS 10.15.3、tvOS13.3.1、watchOS6.1.2もアップデート

Appleは、iOS13.3.1/iPadOS13.3.1と同時に、macOS 10.15.3、tvOS13.3.1、watchOS6.1.2の正式版も公開しています。
 
macOS 10.15.3では、16インチMacBook Proで4Kビデオをマルチストリームビデオ編集する際のパフォーマンス改善のほか、安定性やセキュリティ向上がはかられています。
 
watchOS6.1.2については、セキュリティ改善のアップデートで全てのユーザーに推奨されています。
 
 
Source:AppleInsider
(hato)

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