Apple、Windows用の新しいメディアアプリ開発中? 求人情報が示唆

apple tv+

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Appleは常に多くの人材をWebサイトで募集しており、公開されている求人リストを見ることで同社が何を開発しているのか、どの分野に力を入れているのかが判明することがあります。そして今回、海外メディアが求人情報からWindows向けの新しいアプリを開発している可能性が高いと報じています。

次世代メディアアプリ

AppleはiTunesやiCloudをWindows PCでも使えるアプリケーションを提供しています。これに加えて次世代メディアアプリを開発していることが求人情報から判明しました。当該の求人情報には「Universal Windows Platform(UWP)」の経験があり、「Windows用の次世代メディアアプリを構築する」エンジニアを求めていることが記されており、Appleがメディアアプリを開発中なのはほぼ確実でしょう。
 
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この秋に公開されたmacOS CatalinaではiTunesアプリが廃止され、Musicアプリ、Podcastアプリ、TVアプリに分割されました。しかしWindows向けのアプリでは今でもiTunesが使われており、Appleが開発しているのは、macOSと同様にiTunesアプリを分割したメディアアプリの可能性があります。

Xbox One用のTVアプリ?

これ以外にもAppleの近年の活動を考えると、TVアプリをMicrosoftが販売しているゲーム機「Xbox One」に対応させる可能性もあります。Xbox One向けのアプリを開発するのにもUWPが必要であり、求人情報の記載と矛盾しません。
 
TVアプリ
 
AppleはApple TV+の開始に前後して、Amazon Fire TVSamsung TVRoku向けにTVアプリを提供しています。その流れでTVアプリがXbox Oneに登場することは自然な流れかもしれません。求人情報から判明したWindows向けのメディアアプリはXbox OneのTVアプリを含んでいるのかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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