Apple TV 4KはLightningポートを内蔵していた
Apple TV 4KにLightningポートが隠されていることを、「nitoTV」として知られるケビン・ブラッドリー氏が発見しました。
Ethernetコネクター内部にLightningポートが存在
以前のApple TVはMicro USBやUSB Type-C(USB-C)ポートを内蔵していましたが、Apple TV 4KではUSBポートは消失し、HDMIポートとギガビットEthernetポートに置き換えられています。
ところがEthernetコネクター内部にLightningポートが隠されていることをブラッドリー氏が発見、Twitterで報告しています。
— kb (@nitoTV) 2019年10月17日
しかしスティーブン・バーカー氏によると、この隠されたLightningポートを実際に使うのは難しいそうです。というのは、Ethernetポートの真後ろに配置されているからです。
となると、Lightningポートの存在の意味がわからなくなります。ブラッドリー氏はApple TV 4Kをジェイルブレイクするのに利用できるかも知れないとしつつ、「何の意味もないかも知れない」とも述べています。
Lightningポートはデバッグのため?
著名開発者のスティーブ・トラウトン-スミス氏は、「Appleがデバッグのために配置したのではないか」と指摘しており、この説が正しい可能性は高そうです。Appleはこれまでにも、サービスや診断、サポートのために、製品にポートを密かに配置してきた実績があると、米メディア9to5Macは記しています。
初代Apple TVはUSBポート、第2世代および第3世代はMicro USBポートを内蔵していました。現在Apple TV HDへと名称が変更された第4世代Apple TVは、「サービスとサポート」のためにUSB-Cポートを搭載しています。