Appleのソフトウェア関連の求人数は現在1,400件ほどあり、ハードウェア関連の約1,000件を上回っていることがThinknumの発表で明らかになりました。
2016年〜2018年はハードウェア関連求人のほうが多かった
2月27日時点で、Appleのソフトウェア関連の求人数がハードウェアよりも多いことがわかりました。
2019年2月27日時点でのAppleの分野ごとの求人数の数
2016年〜2018年の求人数の推移を見ると、ハードウェア関連の求人がソフトウェア関連をはるかに上回っています。
2016年第1四半期の分野ごとのAppleの求人数
2017年第1四半期のAppleの分野ごとの求人数
2018年第1四半期のAppleの分野ごとの求人数
AppleはiPhoneなどのハードウェアの販売で大きな収益を上げており、通常はハードウェア関連の求人のほうが多いといわれています。ではなぜ人材のバランスが変わりつつあるのでしょうか?
サービス事業の収益をさらに上げるねらいか
iPhoneの買い替えサイクルが長くなってきていることもあり、Appleはサービス事業からさらに収益を得ることを模索しているといわれています。
3月25日の新製品発表イベントでAppleは新しいTVストリーミングサービスや、ニュースサブスクリプションサービスを披露すると噂されています。
最近ではApp Storeの料金設定に関するルールにも変更を加えており、アプリ開発者によるすでに課金済み、もしくは過去に課金していたユーザーに対する割引サービスの実施が可能となりました。
また別れた恋人のようなApple Musicのプッシュ通知も送信しており、サービス事業からの収益の増加をねらっていることがわかります。
Source:Thinknum via CNBC
Photo:davidgsteadman/Flickr
(lexi)