6.1インチ液晶モデルは「iPhone Xr」で発売は10月?初期出荷数は限定的か

    iphone xc
     
    今年の新型iPhoneのうち、6.1インチ液晶モデルの名称は「iPhone Xr」で、発売時期は残り2モデルと比べて遅くなる、と報じられています。

    6.1インチ液晶iPhoneの名称は「iPhone Xr」か

    現地時間9月12日のスペシャルイベントで発表が見込まれる新型iPhoneのうち、低価格で豊富なカラーバリエーションを持つ液晶モデルの名称は「iPhone Xr」になる、とAppleの内部事情に詳しい人物からの情報として、Bloombergが報じています。
     
    同モデルの名称については、米メディアVentureBeatも先日「iPhone Xr」と報じ、「r」については「特に意味はないだろう」と説明しています。
     
    一方中国最大手の携帯キャリアChina Mobileの社内会議資料には「iPhone Xc」の記載がありました。このモデル名は、2013年に発売されたカラフルなiPhone5cと共通しています。

    「iPhone Xr」の発売は10月中か

    新型iPhoneの販売台数の半分を占めるほどの人気が予測されている「iPhone Xr」は、液晶パネル用バックライトの製造上の問題により、初期の出荷台数が非常に少なくなるようだ、とBloombergは報じています。
     
    とはいえ、発売が11月3日にずれ込んだ昨年のiPhone Xよりは早く発売されるとのことで、「iPhone Xr」は10月中に発売されると考えられます。

    6.5インチモデルは「iPhone Xs Max」

    Bloombergは、iPhone Xの後継モデルとなる5.8インチ有機EL(OLED)モデルの名称は、先日のスクープ画像にあったのと同じ「iPhone Xs」と伝えています。
     
    また、6.5インチの大画面モデルの名称は2つのメディアが同時に報じたことで有力視されている「iPhone Xs Max」になる、としています。
     
    6.5インチモデルの名称については、上述のChina Mobileの会議資料には、従来のネーミングルールどおりの「iPhone Xs Plus」と記載されていました。

     
    Appleとしては、高価な「iPhone Xs Max」の売れ行きを見てから、「iPhone Xr」を投入したいという思惑もあるのではないか、というGoldman Sachs証券のアナリスト、ロッド・ホール氏の見解も伝えられています。

    今年中にiPad ProやMac miniも発売か

    Bloombergは、9月12日のイベントではiPhoneに加えて、大画面化した「Apple Watch Series 4」も発表されるだろう、と述べています。
     
    さらに、9月12日のイベントでは発表されないものの、2018年中に発表が見込まれるものとして以下の製品を挙げています。
     

    • ワイヤレス充電器AirPower:昨年9月に発表したものの、技術的問題により発売が遅れていると報じられています。Bloombergは、発売時期を早ければ9月中、としています。
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    • 新型MacBook:MacBook Airの後継モデルとなる、13インチRetinaディスプレイ搭載の低価格ラップトップとして発売されるとみられます。
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    • 新型iPad Pro:ベゼルが細く、Face IDを搭載した、11インチと12.9インチの新型iPad Proが2モデル発売されると予測されています。
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    • プロ向けのMac mini:グラフィックデザイナーなどプロ用途に向けた新型Mac miniが、約4年ぶりに発売されると見込まれています。

     
     
    Source:Bloomberg
    Photo:SlashLeaks
    (hato)

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