Apple、2018年版Fortune 500で4位

Fortune 500 2018年 Apple
 
米経済誌Fortuneが例年発表している、企業の売上高ランキング「Fortune 500」の2018年版において、Appleは昨年の3位から順位をひとつ下げて4位となりました。

前年から順位をひとつ下げたApple

2018年版「Fortune 500」で、Appleは小売大手のWalmart、石油企業Exxon Mobil、投資会社Berkshire Hathawayに次ぐ4位でした。
 
近年のAppleのFortune 500における順位は、2014年5位、2015年5位2016年3位2017年3位となっています。
 

 
Appleの業績についてFortuneは、主力事業のスマートフォンが飽和状態にある中で、2017年に3モデルのiPhoneを発売したほか、Apple PayやApple Musicといったサービス事業が業績を押し上げている、と分析しています。
 
なお、2位のBerkshire Hathawayは、会長で投資家のウォーレン・バフェット氏が5月はじめにApple株を大量購入し、Appleの株価が急上昇したことでも注目されました。
 
テクノロジー関連企業では、Amazonが8位、Googleの親会社Alphabetが22位、Microsoftが30位、IBMが34位、Intelが46位などとなっています。
 
Appleの売上高は2,292億ドル(約25.4兆円)で、対前年比約6%で伸びています。

Appleのウェアラブル事業規模は300位の企業に相当

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、今年2月の株主総会で、Apple WatchやAirPodsなどのウェアラブル製品の事業規模が、Fortune 500で300位になる企業の規模に拡大していることを明かしました。
 
なお今回のランキングで300位になったのは、自動車修理店チェーンのLKQで、売上高は約98億ドル(約1兆円)でした。

 
 
Source:Fortune
(hato)

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