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2016年にアメリカのユーザー向けに公開されたiOSのTVアプリは徐々に利便性を拡大しています。そして来年にはTVアプリ内で、数多くある動画配信サービスの契約が可能になり、TVアプリは全ての動画コンテンツの中心に位置する存在になるとBloombergが報じています。
現在アメリカではHBO、Showtime、Starz、Netflixなどの動画配信サービスを、TVアプリのみで楽しめるようになっています。ただ新たなチャンネルを購入する場合などはそれぞれのアプリへと転送され、そこで契約する必要があります。しかし、来年からは外部に飛ばされず、TVアプリ内での契約が可能になるようです。
契約のためにアプリ外へと移動しなくて済むだけでもユーザーにとっては便利になりますが、TVアプリが動画配信サービスを集約し、中心的な存在になることはさらにユーザーの利便性向上に役立つでしょう。また動画配信業者としても、より手軽に契約してもらえるようになれば、ユーザー獲得においてメリットになるはずで、TVアプリの機能強化は歓迎されるのではないでしょうか。
現在、月額定額制の動画サービスを利用しているユーザーは非常に多くいます。中には複数のサービスを利用している人もおり、こうした利用者にとってTVアプリは非常に便利なものになるはずです。TVアプリを開けば、NetflixのオリジナルコンテンツもAmazon Primeビデオの独自コンテンツも、さらにはDAZNのスポーツコンテンツも視聴できるとすれば、かなり便利になります。