例年通りなら、6月の世界開発者会議(WWDC)で発表、秋にリリースされるであろう「iOS12」のコンセプトデザインが公開されています。アプリごとにロックがかけられる機能や、ほかの人に貸す際に一部機能を残してロックできる「ゲストモード」などが考案されています。
iOS12は新機能よりも安定性向上を優先
AppleはiOS12について、新機能の追加よりも安定性向上を優先する姿勢と伝えられており、iOS News And MoreがBehanceで公開したコンセプトでも、目立った新機能ではなく、使い勝手をよくする機能が導入されています。
すっきりしたデザインのホームスクリーン
まずホームスクリーンは、アプリアイコンの下にあった名称をなくし、アイコンのみのすっきりしたデザインとなっています。
音量調整用の「サウンドバー」
音量を調整する「サウンドバー」です。画面上部に表示され、音量の大きさがわかりやすくなっています。
アプリロック機能
ユーザーからもっともリクエストが多い機能のひとつとして、アプリごとにロックをかけられる機能を提案しています。ひとつひとつのアプリをFace IDまたはTouch IDでロックできる機能です。
ゲストモード
他人にiPhoneを貸さざるを得ない状況で、電話やマップ、ブラウザなど、一部のアプリや機能以外にロックがかけられるのが「ゲストモード」です。
スプリットビュー
iPadではすでに導入されているスプリットビューですが、iPhoneではまだ使うことができません。導入されれば、2つのアプリを同時に開くことができます。
最高4人での通話が可能な新FaceTime
最高4人までが同時に会話できる新「FaceTime」です。コンセプトデザインでは背景が黒になっています。
カメラ機能の向上
Behanceは、iOS12では動画撮影時の一時停止、カメラアプリの設定変更などが可能になると予想しています。
App Bar
自分がよく使うアプリを縦に並べて表示できるのが「App Bar」です。アプリアイコンを長押しして左から右にスワイプすると、アプリを開くことができます。
そのほかにもiOS News And Moreは、iOS12のいくつもの新機能を提案しています。
Behanceには先日、次世代macOS「macOS 11」のコンセプトデザインも公開されています。