
Appleが現地時間3月8日、Apple TV向けのtvOS 10.2、およびApple Watch向けのwatchOS 3.2のそれぞれのベータ5を開発者向けにリリースしました。
tvOS 10.2ベータ5
開発者向けリリースノートによれば、tvOS 10.2のベータ5は「新機能、バグ修正、OSおよびSDK(ソフトウェア開発者キット)の向上」にフォーカスしたものとなっています。
これまでに判明しているtvOS 10.2ベータでの変更は以下の通りです。
- UIKitおよびTVMLKitアプリでのスクロールサポートの強化
- Device Enrollment Program(Appleのデバイス導入支援サービス)サポート
- Mobile Device Managementサポートの拡大
- VideoToolboxフレームワークのサポート
tvOS 10.2では目立った新機能は追加されていませんが、昨年12月に導入されたTVアプリやシングルサインオンの機能向上が行なわれているようです。
watchOS 3.2ベータ5

シアターモード
watchOS 3.2ベータでは、腕を動かしても画面をオフのまま、かつ消音(ミュート)状態に保てる
「シアターモード」機能が追加されています。シアターモードがオンの状態でも、スクリーンをタップ、またはデジタルクラウンを押せば、通知を受け取ることが出来ます。
開発者が一部ユーザーのみを対象に、自社のApple WatchアプリにSiriを統合することができる
SiriKitも、watchOS 3.2ベータで導入されています。
また8日には
iOS10.3のベータ5が開発者向けに、パブリックベータ5がパブリックベータテスター向けに公開されています。
Source:
9to5Mac(1),
(2)
(lunatic)