Appleは現地時間10月19日、iOS10.1のベータ5を開発者およびパブリックベータテスター向けに、またmacOS Sierra 10.12.1のベータ5を開発者向けにそれぞれリリースしました。
容量が大きいiOS10.1ベータ5
AppleはiOS10.1ベータ4を17日に公開しており、これが正式版リリース前の最終ベータと見られていましたが、わずか2日後のベータ5リリースとなりました。iOS10.1にはiPhone7 Plusで、一眼レフ並みの背景ぼかし写真が撮影できるポートレートモードが含まれています。
ベータ5のリリースノートには特に目立った記載はなく、これは前回のベータ4と同じです。ただし米メディア9to5Macは、今回のベータ5の容量が1.95GBと大きいことから、何らかのメジャーな変更が行われたのではないかと推測しています。前回のベータ4公開から2日しか経っていないこと、また正式リリースが25日と目されていることなどを考えると、見逃せない大きな修正点が見つかったとものと思われます。
ポートレートモード以外の変更点とは
ポートレートモード以外では、設定→一般→アクセシビリティに「Auto-play Message Effects」という項目(メッセージの吹き出しやスクリーン効果の「視差効果を減らす」に関連)が追加され、32ビットアプリがシステムのパフォーマンスに影響を与えることを警告するポップアップが表示されるようになると伝えられています。
またiOS10.1のベータ版をインストールすると、iPhone7 Plusの動作速度が向上したという報告もあります。
macOS Sierra 10.12.1ベータ5
Appleは同日、開発者向けにmacOS Sierra 10.12.1のベータ5もリリースしています。
Source:9to5Mac
(lunatic)