スパイもびっくり!スマホそっくりの銃が登場―「安心して持ち歩けるように」と開発者

    スマホ 銃

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    安心して銃を持ち歩きたい―そんな一部ユーザーの思いを一身に背負い、―スマートフォンそっくりに似せたが登場し、物議を醸しています。

    「馬鹿げている」との批判も開発者は真剣

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    「今日では、拳銃を隠し持つことは必須になりつつある」と語るのは、スマートフォンそっくりの38口径ハンドガンを開発したKirk Kjellberg氏です。「でも、もし隠す必要がなかったら?」
     
    このスマートフォンそっくりの38口径ハンドガン「Ideal Conceal(直訳すると「理想的潜伏」)」は、実際の端末と同じポケットに収まるサイズとなっており、実際に銃弾を発射するまでは特定されることもないとのことです。事実、画像を確認するとの下半分を開くことでグリップが登場すると分かるものの、通常状態では誰もこれが2連式のハンドガンだとは思いもしないでしょう。
     
    早速、警察や市民団体から「判別が難しい」「馬鹿げており無責任だ」との懸念を示されている同製品ですが、Kjellberg氏によればすでに購入全体の問い合わせが4,000件もあり、自衛を真剣に考えているユーザーからの反応は至って良好なようです。
     
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    「もし銃の所持者がスマートフォンに似せた武器を欲しがっているとすれば、それは現行の武器が社会的に機能していないということだ」と詭弁を弄している感のある同氏ですが、「(一部で見られる)極端な銃文化が、アメリカのメインストリームを阻害している」のであって、あくまでも自衛のために本製品は作られたものだと至って真剣です。
     
    以前にも銃そっくりのスマートフォンケースがアメリカでは大問題となり、米Amazonで発売取りやめとなる騒動にまで発展しましたが、はたしてスマートフォンそっくりの銃「Ideal Conceal」を路上で見かけることになる日は来るのでしょうか。価格は395ドル(約4万4,200円)で、発売は2016年中頃が予定されています。
     

     
     
    Source:Washington Times, Ideal Conceal
    (kihachi)

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