iPhone、2015年米スマートフォン市場の40%占める

    Parks-Associates--Smartphone-Brand-Market-Share

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    2015年の米国のスマートフォン市場において、AppleのiPhoneが40%のシェアを占めたことが明らかになりました。

    Appleは40%、サムスンは31%

    調査会社Parks Associatesが、自宅にブロードバンド環境のある米スマートフォンユーザーのうち、40%がiPhoneユーザーだったという調査結果を明らかにしました。2番目にシェアが高かったのがサムスンで31%、3位がLGで10%でした。
     
    同社の調査によれば、自宅にブロードバンド環境のある米世帯の86%がスマートフォンを所有しています。欧州諸国では、英国はブロードバンド環境のある世帯の76%、ドイツは82%、フランスは78%、スペインは90%がスマートフォンを持っているという結果となりました。

    2年契約に縛られないユーザーが51%に

    また同社の調査から、iPhoneユーザーの3分の1が、2年以上前にリリースされた機種を現在も利用していることがわかりました。一方サムスンではこの比率が30%でした。米スマートフォンユーザーの45%が、次の機種へとアップグレードするまでの期間を2年以上と答えています。これにはキャリアによる「2年縛り」が影響しているものと思われます。
     
    ただし米国では2012年から、2年契約なしでもスマートフォンが利用できるプログラムが登場しています。そのためParks Associatesによれば、2011年時点ではユーザーの約70%が2年契約に縛られていましたが、2015年第3四半期にはこの割合は51%まで下がっています
     
     
    Source:Park Associates
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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