iOSのアップデートでiPhoneのバッテリーは本当に長持ちするのか?消費が早くなる原因や節約法も解説!

アイキャッチ画像

iPhoneのiOSアップデートをしていないと、セキュリティの安全性が更新されず、新しい機能やアプリの互換性がなくなる危険性が高いです。

iOSアップデートは必要な行為ですが、アップデート直後はバッテリーの消費が悪化する可能性があります。

その場合はアップデート中の様々なタスクが完了した後、数日は様子を見るのがおすすめです。

今回はiOSのアップデート後にバッテリーの消費が早くなる原因や、バッテリーを長持ちさせる節約法などを徹底解説します。

目次

iOSのアップデート内容次第で、iPhoneのバッテリーは長持ちする!

iPhone-battery-1

結論、アップデートの内容次第でバッテリーが長持ちする場合がありますが、一時的に悪化する場合もあります。

それぞれのケースについて解説していきます。

バッテリーの消耗が、改善される可能性があるアップデート内容は、以下のようなケースです。

・バッテリー効率に関するバグ修正
・バックグラウンド動作の制御など、電力消費の最適化
・古い端末向けの負荷軽減調整
・低電力モードの改善

一方、バッテリーの消耗が一時的に悪化するケースは以下の通りです。

・顔認識や思い出生成など、写真の分析機能
・Spotlightインデックスの再構築
・iCloudの同期作業

主にバックグラウンド作業によるものですが、主に1~2日で落ち着くので、それ以降に様子を見ましょう。

またバッテリーを長持ちさせたい場合、Appのバックグラウンド更新をオフにするなど、設定の見直しも重要です。

バッテリーの消耗を抑えて長く使えるよう、最新バージョンへのアップデートもおすすめします。

iPhoneのバッテリー消費が早くなる原因

iPhone-battery-2

まずはiOSのアップデート後に、バッテリーを消費しやすい3つの原因について紹介していきます。

原因①:アップデート直後のバックグラウンド処理

アップデート後のiPhoneは、バックグラウンドでデータ処理やインデックスの再作成などを行います。

これらの処理は複雑なので、処理に必要なバッテリーも大きくなりやすいです。

バックグラウンドでの処理中はCPUも大量に使うため、動作が一時的に不安定になります。

原因②:一部のアプリが最新バージョンに最適化されていない

iPhoneで使っているアプリが更新されていないと、iOSのアップデート中に不具合を起こす可能性があります。

アプリはバックグラウンドで自動的に更新されますが、長い間更新していないと余計に時間がかかってしまうかもしれません。

アップデート後にお使いのアプリが最新バージョンになっているかどうか、確認しておくといいでしょう。

原因③:バッテリーの経年劣化

iPhoneのバッテリーとして使われているリチウムイオン電池は、使用状況や保管状況によって劣化します。

バッテリーが劣化すると、充電容量や寿命も減っていくので、きちんとした状態で保管しましょう。

バッテリーが急激に減ったり、充電してもすぐに減ったりする場合は、交換を検討した方がいいかもしれません。

iOSのアップデート後|iPhoneのバッテリー対策

iPhone-battery-3

iOSのアップデート後のバッテリー対策として、効果的な対策方法を3つ紹介していきます。

対策①:アップデート直後は様子を見る

アップデート後はバックグラウンド処理として、インデックス作成や写真の最適化など様々なタスクが行われます。

その間はバッテリー消耗が激しくなるので、不具合を起こしてしまう可能性が高いです。

何もしていなければ数日後に落ち着くことが多いので、まずは2〜3日様子を見ましょう。

対策②:Wi-Fiの積極的な利用

Wi-Fi接続はモバイルデータ通信よりもバッテリー消費が少なく、積極的に利用すれば節約することができます。

そのため、可能な限りWi-Fiを利用するのがおすすめです。

Wi-Fi接続への変更は「設定」画面から、「Wi-Fi」または「Wi-Fiとモバイルデータ通信」に変更することで実行できます。

対策③:アプリ別のバッテリー使用状況を確認する

いくつものアプリを一度に待機させていると、多くのバッテリーも消耗されていきます。

使っていないアプリを閉じ、それぞれのバッテリー使用状況を確認しましょう。

消費の激しい激しいアプリを削除したり、自動アップデートをオフにしたりすることで、バッテリーの持ちを改善できます。

iPhoneのバッテリーを長持ちさせる設定・習慣

iPhone-battery-4

アップデート直後の様子見だけでなく、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法はいくつかあります。

特に効果的な方法やその手順を紹介しますので、iPhoneをお使いの人は試してみてください。

設定・習慣①:低電力モードを活用する

低電力モードでは、バックグラウンドでの更新や自動ダウンロードなどを一時的に抑えられます。

その際の手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリで「バッテリー」をタップ
  2. 「低電力モード」をオンにする
iPhone-battery-6

低電力モードへの切り替えを素早くしたい場合は、低電力モードをコントロールセンターに追加しておくと便利です。

設定・習慣②:位置情報サービスを見直す

「マップ」や「探す」アプリなどを使う時、位置情報は必須の機能となります。

しかし、使わない場合は機能をオフにしておくと、バッテリー消費を抑えられます。

その際の手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリで「プライバシー」をタップし、続けて「位置情報サービス」をタップする
  2. 「このAppの使用中のみ許可」を選択する
iPhone-battery-7

位置情報の利用が必要なアプリでも、位置情報の使用設定を「アプリの使用のみの許可」にしておくといいでしょう。

設定・習慣③:ディスプレイ設定の調整

iPhoneの初期設定では、周囲の光量に合わせて自動的に画面の明るさが調節される仕組みになっています。

このままだと輝度が高くなってしまいますが、調整機能をオフにして自分で管理すると、バッテリーの消耗を抑えられます。

その際の手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリで「アクセシビリティ」をタップし、続けて「画面表示とテキストサイズ」もタップする
  2. 画面の一番下にある「明るさの自動調節」をタップしてオフにする
iPhone-battery-5

必要以上に輝度が高いとバッテリーの消耗だけでなく、iPhoneの動作にも影響するので、画面の明るさはなるべく下げた方が良いでしょう。

よくある質問(FAQ)

iPhone-battery-8

ここではiOSをアップデートする際、よく聞かれる質問やその解答を3つ紹介します。

質問①:特定のiOSバージョンでiPhoneバッテリーが改善されることはある?

A:はい。特定のiOSバージョンによっては、バッテリー改善が報告されることがあります。

iOSのアップデートにはバッテリーを最適化する機能が含まれているので、特定のバグ修正やパフォーマンス改善で、持続時間が長くなる場合があります。

アップデート直後はバッテリーの消費が増加することもありますが、数日で改善されるのでご安心ください。

質問②:iPhoneバッテリーの寿命は?

A:iPhoneバッテリーの寿命はおおよそ2年とされています。

iPhoneのバッテリーとして使われているリチウムイオン電池は、フル充電(バッテリー残量0%から100%まで)500回で2年分に達するようです。

しかし、バッテリー残量50%を切ったら充電するなど、こまめに充電していれば通常より長持ちするでしょう。

フル充電ではなく、80%から90%の状態まで充電するのも効果的かもしれません。

質問③:万が一iPhoneが故障した場合の修理先は?

A:バッテリーの劣化などが原因でiPhoneが使えなくなった場合、バッテリーを交換するのがベストな方法です。

バッテリー交換を請け負う修理専門店を利用するのも良いでしょう。

まとめ

iPhone-battery-9

iOSのアップデート後にバッテリーの消費が早くなる原因や、バッテリーを長持ちさせる節約法などを徹底解説しました。

主な原因としてバックグラウンド処理、最新バージョンアプリへの非最適化などが挙げられます。

これらは時間が経てば解決する可能性が高いので、しばらく使わずに様子を見た方が良いです。

ただし、バッテリーが経年劣化している場合は、放っておくと充電容量や寿命が減ってしまうので、使用状況や保管状況を見直しましょう。

それでもバッテリーが急激に減ったりする場合は、バッテリーを交換してください。

iPhoneバッテリーの消耗は低電力モードを活用するなど、バッテリーを節約することである程度は改善できます。

iOSのアップデート後もバッテリーを節約し、お手持ちのiPhoneを長持ちさせましょう!

--PR--
[公式] - iPhoneの購入や予約はオンラインで確実に!

この記事がお役に立ったらシェアお願いします
目次