【朗報】iOS26、多くの新機能が日本語に公開当初から対応！

iOS26では、「ライブ翻訳」や迷惑電話やメッセージ対策機能の「通話スクリーニング」などの新機能が提供されます。Appleは、これらの新機能の多くが、iOS26の公開当初から日本語にも対応すると発表しています。

日本語対応が発表されているiOS26の新機能

Appleが世界開発者会議（WWDC25）で発表したiOS26では、Apple Intelligenceを活用した多くの新機能が盛り込まれています。

Apple Intelligenceの提供当初は、対応言語は英語などに限られ、日本語対応は2025年4月まで待つ必要がありましたが、iOS26では提供当初から、多くの機能が日本語に対応するとAppleが発表しています。

メッセージのライブ翻訳

メッセージのライブ翻訳は、受信したメッセージをその場で翻訳するので、自然なスピードでメッセージのやり取りが可能になります。

対応言語は、日本語のほか、英語（米国、英国）、フランス語（フランス）、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語（ブラジル）、スペイン語（スペイン）、中国語（簡体字）です。

通話スクリーニング

通話スクリーニングは、知らない相手からの着信時に着信音を鳴らさず、相手が名乗って用件を述べた段階でユーザーに通知する機能です。

ユーザーは、iPhoneの画面に表示された情報を見て、その電話に出るか無視するかを決めることができます。

通話スクリーニングは、日本語のほか、広東語（中国本土、香港、マカオ）、英語（米国、オーストラリア、カナダ、インド、アイルランド、ニュージーランド、プエルトリコ、シンガポール、南アフリカ、英国）、フランス語（カナダ、フランス）、ドイツ語（ドイツ）、韓国語（韓国）、北京語（中国本土、台湾、マカオ）、ポルトガル語（ブラジル）、スペイン語（米国、メキシコ、プエルトリコ、スペイン）で利用できます。

メッセージのスクリーニング

iOS26では、不明な送信者からのメッセージが専用のフォルダに表示され、ユーザーが承認するまで通常の会話リストに表示されなくなる、メッセージのスクリーニング機能が利用できます。

ユーザーは、送信者を既知としてマークするか、さらに詳しい情報を求めるか、削除することができます。

メッセージのスクリーニングも、通話スクリーニングと同じ言語に対応しており、日本語に対応します。

保留アシスト

保留アシストは、コールセンターに電話した際など、保留状態でオペレーターにつながるのを待たされている間に便利な機能です。

通話相手が電話に出るとiPhoneが通知してくれるので、それまでiPhoneを耳に当てて待つ必要がなくて便利です。

保留アシストは、日本語のほか、英語（米国、オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国）、フランス語（フランス）、スペイン語（米国、メキシコ、スペイン）、ドイツ語（ドイツ）、ポルトガル語（ブラジル）、北京語（中国本土）で利用できます。

Apple Musicの歌詞翻訳、歌詞の発音ガイド

Apple Musicの歌詞が翻訳され、内容を理解しやすくなります。

歌詞の発音ガイドは、外国語の歌詞の読み方が表示されるので、一緒に歌うことができます。

この機能は対応する楽曲で、英語→日本語、韓国語→日本語のほか、英語→中国語（簡体字）、韓国語→中国語（簡体字）、韓国語→英語、スペイン語→英語の組み合わせで利用できます。

残念！日本語非対応の機能も

iOS26では、多くの新機能が公開当初から日本語にも対応予定なのは、日本のユーザーとしては嬉しい限りです。

しかし、残念ながら日本語対応が発表されていない機能もあります。

電話とFaceTimeのライブ翻訳は、1対1での会話をリアルタイムで音声翻訳してくれるので、外国人と電話する時に心強い味方となりそうですが、日本語への対応は発表されておらず、対応時期についても言及されていません。

なお、電話とFaceTimeのライブ翻訳の対応言語は、英語（米国、英国）、フランス語（フランス）、ドイツ語、ポルトガル語（ブラジル）、スペイン語（スペイン）と発表されています。

Apple Intelligenceの対応言語は年末までに8言語が追加予定

Apple Intelligenceはすでに日本語のほか、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語（ブラジル）、スペイン語、韓国語、中国語（簡体字）に対応しています。

AppleはWWDC25において、2025年末までにApple Intelligenceがデンマーク語、オランダ語、ノルウェー語、ポルトガル語（ポルトガル）、スウェーデン語、トルコ語、中国語（繁体字）、ベトナム語に対応予定と発表しています。

Apple Intelligenceを利用するには、iPhoneならiPhone15 Pro/15 Pro MaxとiPhone16シリーズの各モデルが必要です。

Source: Apple (1), (2)