iPhone Fold向け薄型OLEDディスプレイ製造開始に向けサプライヤーが投資

iPhone18 series Fold AH

LG Displayが、カラーフィルター関連技術であるCoE(Color Filter on Encapsulation)を採用したOLEDディスプレイ製造ライン整備に向けた投資を決定しました。

ここで製造されるOLEDディスプレイは今後、iPhoneに搭載される見通しです。

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薄型化、消費電力の削減、発光効率の向上に貢献

CoE技術を採用したOLEDディスプレイでは、偏光板を省くことで、薄型化、消費電力の削減、発光効率の向上が実現されると期待されています。

SamsugはSamsung Displayが製造する同種のOLEDディスプレイを折りたたみスマートフォンであるGalaxy Zシリーズに採用、偏光板がないことはディスプレイの折りたたみやすさに繋がると、WitDisplayは説明しています。

薄型化が必要なiPhone AirとiPhone Foldに有用

LG Displayが製造するCoE技術を採用したOLEDディスプレイは、最初にストレートタイプのiPhoneに搭載し、将来的に折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)にも搭載されるとWitDisplayは予想しています。

このディスプレイの利点は特に、薄型モデルであるiPhone Airのバッテリー駆動時間延長と薄型化実現に貢献すると考えられます。

2026年下半期(7月〜12月)に発売されるiPhone FoldiPhone17 Airの技術を活用するとみられていますので、その技術にはCoE技術を採用したOLEDディスプレイも含まれているのでしょう。

今後はスマートフォン向けOLEDの主流に

CoE技術を採用したOLEDディスプレイは今後、スマートフォン向けOLEDディスプレイの主流となり、2030年には採用率90%に達すると市場調査会社Omdiaが予測していました。

Source:WitDisplay

Photo:Apple Hub/Facebook

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