Apple、インドに3店舗目のApple Storeをオープンへ?

Appleにとって、生産と消費の両面でインドの存在感が高まっていますが、同社はインド国内で3店舗目となる直営店を近々オープンさせる可能性が浮上しました。地元メディアが賃貸契約書を入手しており、ベンガルールに新たなApple Storeが誕生するかもしれません。
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ベンガルールのショッピングモール内に敷地を確保
インドメディア「Business Standard」によれば、Appleはベンガルールのショッピングモール「Phoenix Mall of Asia」内に、約8,000平方フィート(約743平方メートル)の敷地をすでに確保しており、家賃は月額約3,500万円とのことです。
リース期間はすでに2024年11月8日から始まっており、家賃の支払いは2025年8月8日から開始される見込みです。
高まるインドの重要性
Appleは米国に出荷するiPhoneのうち、4台に1台をインド製で賄う計画が報じられています。米中間の貿易戦争の激化やトランプ関税の影響下で、Appleにとってインドの重要性が増しています。
インドは急速に、中国に次ぐ第2の生産拠点となりつつあります。Appleがその国にApple Storeを開設するということは、それだけの需要があることを意味しています。
インドに次のストアがオープンした場合、インド国内には3店舗のApple Storeが存在することになりますが、現在、Apple Storeが3店舗ある国は以下のとおりとなっています。
- オランダ
- スウェーデン
- トルコ
- シンガポール
Apple Storeの店舗数は国によって異なり、たとえばアメリカには273店舗、中国本土には48店舗、日本には10店舗が存在します。
Source: Business Standard via AppleInsider
Photo: Apple