Dimensity 9500のマルチコアスコアはA19 Proを上回ると投稿

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MediaTekが今秋に発表する見通しのDimensity 9500のベンチマークテストにおけるマルチコアスコアはApple A19 Proを上回るとの予想を、リーカーのDigital Chat Station氏がWeiboに投稿しました。

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Dimensity 9500の製造プロセスと構成

Dimensity 9500はTSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造される見込みで、iPhone17 Proシリーズに搭載されるA19 Proとこの点は同じです。

Dimensity 9500のCPU構成は4.0GHz動作の高性能コアが2コア、高効率コアが6コア、L3キャッシュを16MB、SLCキャッシュを10MB搭載するとDigital Chat Station氏は述べています。

Dimensity 9500はArm Cortex-X930を採用

Dimensity 9500のCPUコアは、Qualcomm Snapdragon 8 Eliteが採用する独自設計のOryonコアとは異なり、Arm Cortex-X930が採用されると考えられています。

Cortex-X930は素性が良さそうな様子が伺えます。

マルチコアスコアで優位にたつMediaTekとQualcomm

その結果、Dimensity 9500のシングルコアスコアは3,900以上、マルチコアスコアは11,000になるとDigital Chat Station氏は予想しています。

その場合、シングルコアスコアはA19 Proが上回るも、マルチコアスコアはDimensity 9500の方が優れているだろうとWccftechは述べています。

MediaTekに加えQualcommもモバイル向けシステム・オン・チップ(SoC)の製造をTSMCに委託するようになったことで、元々TSMCの最新プロセスを用いてAppleシリコンを製造していたAppleのアドバンテージは減少しています。

Source:Digital Chat Station/Weibo via Wccftech (1), (2)

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