iPhone Ultraの折り目解消技術が判明か〜Flex Titaniumが示唆?

Appleが今秋、iPhone18 Proシリーズと同時に発表すると有力視されている折りたたみiPhone(仮称:iPhone Ultra)について、メインディスプレイ中央の折り目が無い、ほぼ見えないことが大きな特徴の1つになると報じられています。
iPhone Ultra向けの折りたたみ有機EL(OLED)ディスプレイは、Samsung Displayが独占供給するとみられています。その折り目対策のヒントになりそうな構造が、Samsungがまもなく発表するとされるGalaxy Z Fold 8シリーズの新技術から見えてきました。
Flex Titaniumを採用したモデルを7月22日に発表
Samsungは、折りたたみスマートフォン向けに新たに開発したOLEDディスプレイで、「Flex Titanium」と呼ばれる構造を採用し、折り目を大幅に改善したと発表しました。
このFlex Titaniumは、2026年7月22日(水)午後10時から開催されるGalaxy Unpackedにおいて発表される、Galaxy Z Fold 8シリーズのメインディスプレイに採用されるとみられています。
折りたたみスマートフォンでは、中央の折り目をどこまで目立たなくできるかが、表示品質や高級感を左右する重要な要素です。
iPhone Ultraが採用すると噂の革新的な構造とは
iPhone Ultraでも、メインディスプレイの折り目を抑えるため、従来の折りたたみスマートフォンとは異なる革新的な構造が採用されると噂されています。主な要素としては、次の2点が挙げられています。
- 超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)を、OLEDパネルの表面に加え裏面にも搭載
- 既存の折りたたみスマートフォンとは異なる、リキッドメタル製のヒンジを採用
これらの構造により、折りたたみ時の耐久性を確保しながら、展開時のディスプレイ表面をより平坦に保つことが狙いとみられます。
Flex Titaniumの仕組み

チタニウム製プレートは、メインディスプレイを展開した際にOLEDパネルへ均一な圧力が加わるように作用するとされています。これにより、中央部分に局所的な歪みが集中しにくくなり、折り目の抑制に貢献するとみられます。
チタニウム合金製フィルムは、ディスプレイ全体の耐久性向上にも寄与すると説明されています。
iPhone Ultra向け開発で得られた技術を応用か
Flex Titaniumのチタニウム合金製フィルムを裏面UTGに、チタニウム製プレートをリキッドメタル製プレートに置き換えたような構造が、iPhone Ultra向けメインディスプレイに採用される可能性があります。
Samsung Displayは、iPhone Ultra向け折りたたみOLEDディスプレイの開発で得た知見を、他の製品にも応用するとみられていました。
そのため、Flex Titaniumは、iPhone Ultra向けに開発された折り目抑制技術をSamsung製品向けに展開した一例なのかもしれません。
iPhone Ultraを発売の数カ月前に擬似的に体験可能?
Galaxy Z Fold 8は、iPhone Ultraとメインディスプレイおよびサブディスプレイのサイズ、アスペクト比が近いと噂されています。
仮に折り目を抑える仕組みや表示品質も近いのであれば、Galaxy Z Fold 8は、iPhone Ultraの使用感を発売前にある程度想像するための参考機種になります。
特に、メインディスプレイを開いた状態での折り目の目立ちにくさ、ディスプレイのサイズと使い勝手などは、iPhone Ultraの完成度を予想するうえで重要な比較ポイントです。

Apple初の折りたたみモデルの高い完成度が期待
折りたたみスマートフォンでは、ヒンジの耐久性、ディスプレイの折り目、薄型化、重量、バッテリー容量など、多くの技術的課題があります。
その中でも、画面中央の折り目が目立つかどうかは、ユーザーが毎日目にする部分であり、製品の印象を大きく左右します。
Samsung DisplayのFlex Titaniumと、iPhone Ultra向けに噂される裏面UTGやリキッドメタル製ヒンジが同じ方向性の技術であるなら、Appleは初代モデルから折り目の少ない高品質な折りたたみディスプレイを目指していると考えられます。
Photo: Apple Club(@AppleClubs)/X, Samsung Newsroom 日本, Majin(@MajinBuofficia)/X
