iPhone17 Pro Maxに水冷システム搭載〜AnTuTuスコアが8.2%向上

YouTubeチャンネル「Kingmi Mobile」は、iPhone17 Pro MaxにRed Magic 11 Pro+の水冷システムを組み込む改造実験を行い、その結果、AnTuTuスコアが約8.2%向上したと報告しています。
改造前の各モデルのAnTuTuスコア
今回の実験では、
- iPhone17 Pro MaxにRed Magic 11 Pro+の水冷システムを搭載
- iPhone XRをアルミニウムユニボディ化
- Red Magic 11 Pro+における水冷システムの有無によるスコア比較
の3パターンを検証しています。
各モデルの改造前のAnTuTuスコアは以下の通りです。
| モデル名 | AnTuTuスコア |
| iPhone17 Pro Max | 2,456,045 |
| iPhone XR(オリジナル) | 622,291 |
| Red Magic 11 Pro+ | 4,144,332 |
なお、Kingmi Mobileは「iPhoneとAndroidスマートフォンのAnTuTuスコアを単純に比較するのは意味がない」と補足しています。

また、アルミニウムユニボディに改造したiPhone XRのスコアは645,368で、ガラス製背面パネルのオリジナルモデルに比べて放熱性能が向上していることがわかります。

改造後の各モデルのAnTuTuスコア
Red Magic 11 Pro+を分解して水冷システムを取り外したところ、動作には70ボルト以上の電圧が必要であることが判明しました。

そのため、外部電源を用いず、iPhone17 Pro MaxにRed Magic 11 Pro+に接続した水冷システムを組み込んだ状態で動作検証が行われています。

改造後の各モデルのスコアは次の通りです。
| モデル名 | AnTuTuスコア |
| iPhone17 Pro Max(水冷システム) | 2,652,045 |
| iPhone XR(アルミニウムユニボディ+水冷システム) | 641,581 |
| Red Magic 11 Pro+(水冷システム無し) | 4,124,867 |
結果として、iPhone17 Pro Maxのスコアは約20万点(約8.2%)向上しました。

一方で、iPhone XRでは水冷システムの効果は見られず、これは背面パネルを破損したことで固定が不十分になったためと分析されています。

Red Magic 11 Pro+は水冷システムを外したことでスコアが約2万点(約4.7%)低下しましたが、iPhone17 Pro Maxほどの変化は見られず、空冷システムの効果が大きいと指摘されています。

ベイパーチャンバー搭載モデルでも冷却性能強化は有効
この結果から、iPhone17 Pro Maxがベイパーチャンバーを搭載している場合でも、冷却性能をさらに高めることで処理性能が向上することが示唆されました。
高発熱を抑える冷却設計の重要性を改めて示す興味深い実験結果といえます。
*改造した場合、保証適用外となります。
Photo:Kingmi Mobile

