AirTagのセキュリティ機能がストーカーの確保に貢献

Apple AirTag

Apple AirTag
 
Appleの忘れ物防止タグAirTagは、安全機能が十分でないと散々こき下ろされてきましたが、セキュリティ機能が正しく動作し、ストーカーの確保につながった事例が報告されています。

スペアタイヤの上に1つ目のAirTagが発見

米アイオワ州ベッテンドルフのカール・スティーブン・ショーバーという男が、被害者の車にAirTagを装着してストーキングを行ったとして逮捕されました。
 
裁判記録によれば、12月5日に被害者は、旅行がGPSデバイスで追跡されていると携帯電話から警告があったとのことです。その後、被害者はスペアタイヤの上に設置されたAirTagを発見しました。ショーバーは、被害者が浮気していると思ったので車にAirTagをつけたと供述しました。

2つ目、3つ目のAirTagも被害者の車から見つかる

12月7日、被害者は再び携帯電話から自分の行動が追跡されていると知らされ、2つ目のAirTagが車から見つかりました。AirTagは、スペアタイヤの上に置かれたビニール袋の中にあった財布の中から発見されたといいます。
 
その後、再度追跡されていると警告を受けた被害者は、車を整備工場に持ち込んだところ、3つ目のAirTagが助手席のタイヤ付近のサブフレームに、ビニール袋に包まれ、プラスチックケースに入った状態で見つかりました。
 
ショーバーは警察に被害者と結婚していると話していましたが、実際には2人は関係を持っておらず、被害者はショーバーからの電話やメッセージをブロックしていたことがわかっています。
 
容疑者は3,000ドルの保釈金で刑務所に収監されており、予備審問が12月19日に予定されています。
 
 
Source:KELOLAND via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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