「経済圏」意識している割合は楽天が最多、総合満足度トップはPayPay

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NTTドコモ、au、PayPay、楽天、イオンの提供サービスやポイントで形成される「経済圏」の利用状況や満足度をまとめた「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」の結果をMMD研究所が発表しました。最も意識している人が多いのは楽天経済圏、総合満足度が最も高いのはPayPay経済圏でした。

「経済圏」を意識する人は増加傾向に

MMD研究所の「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」は、2022年7月15日〜7月20日にかけてインターネットで実施されました。25,000人を対象とした予備調査で、いずれかの「経済圏」をメインで利用している2,500人(5経済圏 x 500人)を対象として本調査を実施しています。
 
予備調査で、いずれかの経済圏を「意識している」との回答は52.0%で、2022年4月の前回調査(48.5%)から3.5ポイント増加し、経済圏を意識する人の増加傾向がみられます。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 

最も意識している経済圏、楽天が突出

5つの経済圏のいずれかを意識している回答者に、最も意識している経済圏を尋ねたところ、「楽天経済圏」が46.8%で、前回(48.2%)に続いてトップでした。2位はドコモ経済圏(17.5%)、3位はPayPay経済圏(15.1%)でした。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 

総合満足度はPayPayがトップ

メインで利用している各経済圏について、「満足」「やや満足」を合計して満足度を算出したところ、総合満足度トップはPayPay経済圏、2位がイオン経済圏、3位が楽天経済圏でした。
 
9つの指標のうち、PayPay経済圏は「サービスの種類の豊富さ」「サービス同士の連携の良さ」「利用シーンの多さ」「利便性の高さ」「お得度」の5つで満足度トップを獲得しています。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 

ドコモ、auは通信会社、PayPayはQR決済が意識のきっかけ

経済圏を意識し始めたきっかけとなったサービスは、全体では「買い物する場所」が25.9%でトップ、以下「QR・バーコード決済」20.2%、「クレジットカード」18.9%などと続いています。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 
きっかけを経済圏別にみると、ドコモとauでは「通信会社」、PayPayは「QR・バーコード決済」、楽天とイオンでは「買い物する場所」がそれぞれトップでした。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 

意識する理由はポイントが貯まる機会

最も意識している経済圏を意識していこうと考えた理由は「ポイントが貯まる機会が多いから」が22.4%で最多でした。以下、「貯めたポイントを使いやすいから」17.1%、「よく利用するサービスでポイントが貯まるから」15.5%などと続いています。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 

ドコモ、auのポイントは通信で貯め、ECサイト・アプリで使う

メインで利用している経済圏のポイントを貯めている場所を経済圏別にみると、ドコモとauは「通信料金」、PayPay、楽天、イオンは「ECサイト、アプリ」がそれぞれ最多でした。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 
メインで利用している経済圏のポイントを使っている場所は、すべての経済圏で「ECサイト、アプリ」がトップとなりました。
 
MMD研究所「2022年7月経済圏のサービス利用に関する調査」
 
 
Source:MMD研究所
(hato)

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