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Googleは現地時間3月24日、スマートフォンを使ってユーザーが自宅で自分の健康状態をチェックできる新機能の開発を行っていることを明らかにしました。
Googleの人工知能(AI)部門の責任者であるグレッグ・コラド氏によれば、実現すればユーザーは心音や眼球の画像をスマホに取り込むことによって、自宅にいながらにして健康上の問題を早期に発見できるようになります。
たとえば心臓については、スマホを胸の上に置いて内蔵マイクで心音を聞き取り、心臓弁膜症の早期発見につなげられるかどうかを実験中とのことです。
コラド氏は、現時点では診断レベルではないものの、リスクが高まっているかどうかは知ることができるそうです。ただし精度には課題が残っているとも語りました。
眼については、スマホのカメラで撮影した眼球の画像をもとに、糖尿病などの病気を発見することに焦点を当てているとのことです。Googleは、診療所で卓上カメラを使った実験では、期待できる結果が得られていると述べています。
Source:Reuters
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。