Apple向けOLED供給数、2023年にBOEがLG Displayを上回る可能性

iPhone13シリーズの画像

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韓国メディアThe Elecが、2023年のApple向け有機EL(OLED)ディスプレイパネル供給数において、中国BOEがLG Displayを上回る可能性があると報じました。

iPhone用OLEDディスプレイパネルの生産拡大を計画

BOEは、3つの工場(B7、B11、B12)をiPhone用フレキシブルOLEDディスプレイをパネル生産用に転換していると、UBI Researchが報告しました。
 
同社の最高経営責任者(CEO)であるChoong Hoon Yi氏は、金曜日に開催されたオンラインセミナーで、BOEは2023年までにLG Displayを抜き、iPhone向けのOLEDディスプレイパネルサプライヤーとしての地位を確立するだろうと述べました。
 
同氏によれば、BOEのフレキシブルOLEDディスプレイパネル生産能力は、現在の月産9万6,000万枚(基板)から、2022年第4四半期(10月〜12月)までに月産14万4,000枚に増加するとのことです。

将来的に、ProMotionディスプレイも供給か

BOEは、各工場で生産するOLEDディスプレイパネルを、低温多結晶シリコン(LTPS)ディスプレイパネルから、低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイパネルに変更することを計画しているようです。
 
これが実現した場合、Samsung Displayが独占供給しているLTPOディスプレイパネルの供給に、BOEが加わる可能性もありそうです。
 
 
Source:The Elec
Photo:AppleInsider
(FT729)

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