ティム・クックCEO、株主総会で「エキサイティングな」iPhoneを予告

2020年10月イベント Apple ティム・クックCEO

2020年10月イベント Apple ティム・クックCEO
 
Appleは現地時間2月23日にオンライン形式で年次株主総会を開催しました。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、2021年の新製品について明言は避けながらも、iPhoneやMacに「エキサイティングな」「素晴らしい」新製品が登場すると予告しています。

オンライン形式での株主総会

Appleは、1月初めに発表していたとおり、現地時間2月23日にオンラインで年次株主総会を開催しました。
 
株主総会では主要議題への賛否投票が行われ、業績については現地時間1月27日に発表されたとおりで、新製品発表などはありませんが、Appleの経営方針などについての説明が行われました。

「iPhoneに、エキサイティングなことが待っています」

ティム・クックCEOは、世界的コロナ禍に見舞われた2020年について、従業員の努力により実り多き年となったと振り返った上で「Appleは最高の、最も実用的で、最もイノベーティブで、最も信頼される製品を作り出します。そして今年は、そのミッションを次のレベルへと引き上げます」と語り、2021年も新たな価値を提供する製品の投入を続けることを予告しています。
 
クックCEOは、特定の新製品について言及は避けながらも「iPhoneに、エキサイティングなことが待っています」「Macに、素晴らしいことが待っています」と、「iPhone13」と噂される次期iPhoneや、Mac新製品の投入計画があることを示唆しています。

6年間に100社近くを買収

クックCEOは、過去6年間に100近い企業を買収したことを明かし、Apple製品の革新性に役立つ企業であれば、規模に関わらず積極的に買収する姿勢を示しました。
 
2020年7月に発表した、2030年までにAppleとサプライチェーン全体でカーボンニュートラルの実現を目指す計画については、着実に前進していると報告しています。
 
Appleは2020年秋に発売したiPhone12シリーズをはじめ、販売が継続されているiPhone SE(第2世代)やiPhone11で、電源アダプタやイヤホンの同梱を廃止した際、廃棄物の削減と輸送時の環境負荷軽減が目的と説明しています。
 
 
Source:9to5Mac, MacRumors
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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