中国IQOO、4,000mWh電池搭載スマホを15分で充電完了する技術を発表

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中国VivoのサブブランドIQOOが現地時間7月13日、120Wの超高速充電技術を発表しました。この最新充電技術により、4,000mWh容量のバッテリーを搭載したスマートフォンを、たった15分で100%まで充電することができるとのことです。

8月には120W超高速充電対応スマホが登場か

Vivoは2019年の「Mobile World Congress上海」において120W FlashCharge技術を披露していますが、現時点でもまだ商品化には至っていません。IQOOは、120W超高速充電に対応した新スマートフォンを8月にも発売予定としており、商品化ではサブブランドが先行する可能性があります。
 
IQOOは新充電技術について、4,000mWhバッテリーであれば5分で50%、15分で100%まで充電できると発表しています。

デモでは2,000mAhバッテリー2個搭載スマホを使用

IQOOは発表イベントにおいて、120W超高速充電の実演を行いました。使用されたスマホは2,000mAhのバッテリー2個を搭載しており、5V/12A(60W)で同時に充電(合計120W)するという形でデモが行われました。
 
なおデモに使われたスマホ本体は急速充電により内部の温度が急上昇するのを抑えるため、液体冷却システムを搭載していた模様です。

 

 
 
Source:Gizmochina
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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