ドコモと富士通、母子健康手帳アプリでエコー画像を確認できる新サービス

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NTTドコモ富士通は、ドコモなどが提供する「母子健康手帳アプリ」と富士通の健康医療情報管理システムを連携させ、病院を訪れなくてもエコー画像などの診療情報をスマートフォンで参照できる新サービス「妊婦健診 結果参照サービス」を発表しました。
 
同サービスは2019年4月1日より産科医療機関への提供を開始し、導入した医療機関を受診する妊産婦は、本人同意のもとでこのサービスを利用できるようになります。

医療機関での健診結果などがアプリでいつでも閲覧できる

ドコモと特定非営利活動法人ひまわりの会が提供する「母子健康手帳アプリ」は、厚労省が定める母子健康手帳の様式に合わせた健診結果の記録に対応したアプリで、子どもの健康や成長を記録できるほか、妊娠週数や胎児の成長にあわせて自治体や病院、専門家から信頼できる情報が届くサービスなどが利用できます。
 

 
今回発表された妊婦健診 結果参照サービスは、産科医療機関がもつ妊産婦の診療情報を、「母子健康手帳アプリ」を通じて提供するサービスです。
 
産科医療機関を受診した妊産婦の健診結果やエコー画像は、富士通の健康医療情報管理システムにアップロードされ、母子健康手帳アプリからデータを参照する仕組みです。利用者はこれまでの健診結果やエコー画像のほか、医師からのコメントやアドバイスを、アプリでいつでも確認できます。
 

 
このサービスは、静岡県の依藤産婦人科医院、愛媛県のばらのいずみクリニック、東京都の医療法人社団 桜裕会砂町産婦人科医院が試験導入しており、各医療機関に通院する妊産婦に、希望に応じて登録用紙を配布しています。利用者からは、スマホでいつでもどこでも健診結果を参照できると好評だそうです。
 
妊婦健診 結果参照サービスは、2019年4月1日より産科医療機関への販売開始予定で、ドコモと富士通は、今後5年間で600医療機関への導入を目指しています。
 
 
Source:NTTドコモ、富士通 プレスリリース
(asm)

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この記事を書いた人

前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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