Apple、米国以外の一部地域においてiPhoneを値下げ

iPhone XS/XS Max iPhone XR

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Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は2018年10−12月期の業績発表後、米国以外の一部市場において、iPhoneの値下げを行うと発言しました。Reutersが報じています。

貨幣価値に合わせた価格設定に変更

Appleは今後、米国のドル建て価格を基準にするのではなく、各市場の貨幣価値に合わせたiPhoneの価格設定を行うと、クックCEOは述べています。
 
値下げの対象となるのは、昨年の為替変動で貨幣価値が下がり、iPhone価格が急騰した国々です。クックCEOはReutersに対し、各市場のマクロ経済状況に釣り合った価格設定を行うことで、これら市場におけるiPhone売上増を図ると語りました。
 
Reutersの記事には具体的な国名は挙げられていませんが、値下げ対象地域には中国も含まれていると思われます。

クックCEO「米中問題は解決できる」

なお米中貿易摩擦については希望的観測を持っており、12月から1月にかけて状況は改善しているとし、「2つの国は問題を解決することができると楽観している」とクックCEOはコメントしています。

 
 
Source:Reuters via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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