Apple、最も価値ある米国ブランド1位に返り咲き

2019年の最も価値ある米国ブランドのランキングが発表され、Appleが1位に輝きました。2018年に1位だったGoogleは2位となっており、Amazon、Netflix、PayPal、Uberなどが100位以内にランクインしています。
AppleはGoogleを抑えて再び1位に
米国ブランドのランキングBrandZは、ロンドンに本拠地を置く世界第1位の広告代理店グループWPPの傘下の調査企業Kantar Millward Brownが毎年発表しています。
ランキングは、Bloombergのファイナンシャルデータや、16万4,000人の米国内の消費者の1,500を超えるブランドの選択肢などがもとになっています。
調査によれば、1位に返り咲いたAppleのブランド価値は13%増の3,161億ドル(約35兆6,330億円)に上ることがわかっています。iPhone Xの発表と、サービス部門全体のイノベーションなどが価値上昇につながったとみられています。
急速に勢いを増すブランドも
BrandZの2019年の米国ブランド価値ランキングで3位につけたのはAmazonです。MicrosoftとVisaはそれぞれ4位と5位となっています。Amazonは対前年比でブランド価値が69%増となっており、トップ10企業の中で最も急速な成長を見せています。
しかしながら、米国ブランドの中で最も伸びたのはNetflixです。ランキングでは28位でしたが、ブランド価値は昨年より93%増の302億ドル(約3兆4,052億円)となっています。
PayPalのブランド価値も急速に上がっており、88%の上昇を記録しています。ライドシェアリングサービスのUberは、ブランド体験で最高評価を得ており、35位にランクインしています。
2019年のBrandZのブランド価値ランキングトップ10は以下の通りとなっています:
- Apple
- Amazon
- Microsoft
- Visa
- McDonald’s
- AT&T
- IBM
- Mastercard
Source:The Drum
(lexi)