Apple Watch Series 4とSeries 3を比べてみた

Apple Watch Series 4

Apple Watch Series 4
 
日本時間の14日午後4時過ぎから予約受付が始まったApple Watch Series 4ですが、これまでのSeries 3とどこが違うのでしょうか。特にSeries 3ユーザーでSeries 4の購入を検討している方々のために、米メディアMacRumorsがまとめた両シリーズの違いをご紹介します。

Apple Watch Series 4対Series 3

ディスプレイ

見てすぐにわかる最大の違いは、やはりディスプレイの大きさです。全体的に大型化しただけでなく、ベゼルが狭くなり、コーナーが丸くなることで、表示領域が大幅に広がりました
 
Series 4(以下、S4)の44ミリモデルの表示領域は977平方ミリで、Series 3(以下、S3)42ミリモデルの740平方ミリよりも32%広くなり、S4・40ミリモデルの表示領域は759平方ミリで、S3・38ミリモデルの565平方ミリと比べると35%も拡大しています。
 
表示領域の拡大に伴い解像度も上がり、S3・42ミリモデルの312✕390に対し、S4・44ミリモデルは368✕448に、S3・38ミリモデルの272✕340に対し、S4・40ミリモデルは324✕394となっています。そのためS4ではアプリのアコンやフォントが、S3よりもはるかに見やすくなっています。

 

ケースサイズ

Apple Watch Series 4
 
S4ではケースサイズが変わり、38ミリと42ミリから、40ミリと42ミリへと大型化しました。この40ミリ、42ミリという数字は、S4のケースの高さを示しています。
 
またS3は厚みが11.4ミリですが、S4は10.7ミリと、0.7ミリほど薄くなっています
 

 
とはいえ、それほど大きな違いはなく、またこれまでのApple Watchのすべてのバンドが、新しいS4で問題なく使えます

 

プロセッサ

S4は事前の噂どおり、64ビットのデュアルコアS4プロセッサを搭載しています。
 
Appleによれば、S3が搭載するS3プロセッサと比べ、処理速度が最高2倍ほど高速化しているとのことです。

 

ウォッチフェイス

S4では、専用の新しいフェイスが追加されています。拡大した表示領域を活かし、最大8個のコンプリケーションが表示可能となったのも、S3とは大きく異なります。
 
Apple Watch Series 4
 
Apple Watch Series 4

 

健康関連

そしてS4の新機能として大きく注目されているのが、心電図(ECG)測定機能です。デジタルクラウンに指を置き、30秒待つだけで測定することができます。
 
ただしECGアプリが追加されるのは今年後半であり、また当面はアメリカ国内でのみ、利用可能となる見込みです。
 
Apple Watch Series 4

 

その他の違い

以下、S3にはない、S4で導入された機能や特徴は以下のとおりです。
 

  • S4はデジタルクラウンに「ハプティックフィードバック」を導入
  • 背面がセラミックとサファイアガラスのため、S3よりも電波を受信しやすい
  • スピーカー音がS3よりも50%大きい
  • マイクの位置が変わり、通話のときの反響音が減少
  • ユーザーの落下を検出する機能
  • 加速度センサーの向上で最高32Gの力まで測定可能に(S3は16G)
  • S4は新しいW3ワイヤレスチップを搭載(S3はW2)
  • Bluetooth 5.0対応に(S3はBluetooth 4.2)
  • すべてのS4モデルが16GBのストレージ容量に(S3ではGPS+Cellularモデルのみ)

 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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