次世代Apple Watch、バンドへのハプティックモーター搭載で薄型化?

Apple Watch 特許

展示 Apple Watch Series 2
 
公開された特許申請書から、Appleが触感フィードバックを実現するハプティックモーターを、Apple Watchの本体部分からバンドへと移動させることを検討していることがわかりました。

部品の移動で薄型化が実現

米国特許商標庁(USPTO)が現地時間12月22日に公開した特許申請書「Band Attachment Mechanism with Haptic Response(触感応答を伴うバンドアタッチメント機構)」から、Appleが次世代Apple Watchにおいて、バンド部分に触感フィードバックのための部品を埋め込む案を検討していることが明らかになりました。
 
ハプティックモーターなどの部品をバンド部分に移動させることで、本体の薄型化が実現できます。
 
Apple Watch 特許

既存ベルトにも搭載可能?

特許申請書によると、Appleはハプティックモーターなどの部品を、既存のバンドに埋め込むことができると考えているようです。例としてバックルや、Apple Watch本体とベルトとの接続部分などが挙げられていました。
 
Apple Watchは、ベルトの接続部分に6ピンポートを搭載しており、このポートを使って急速充電が可能なことが判明しています。ベルトの接続部分にハプティック部品を搭載するなら、本体とのやり取りも簡単に行えるだろう、とAppleInsiderは指摘しています。
 
Apple Watch 特許

次期Apple Watchで実現するかも?

またAppleInsiderは、Apple Watchの第一号が発表されたのが2014年9月、Apple Watch Series 2の発表が2016年9月とアップデートに2年かかっていることを考えると、この特許が申請されたのは2016年6月であることから、バンドにハプティックモーターを搭載するアイディアは、次期Apple Watchで実現するかも知れない、と推測しています。
 
 
Source:AppleInsider
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

目次