Apple Watchで「Tesla Model S」が無人運転可能に!

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Apple Watchを使ってTesla Model Sを遠隔操作し、車庫から出している様子を撮影した動画が公開されています。

狭いスペースにもらくらく駐車

Teslaは昨年10月から自動運転機能「Autopilot」を導入しています。そして1月にはAutopilotのソフトウェアを「v7.1」へアップデートするとともに、Teslaに誰も乗っていない状態でも遠隔操作で動かすことができる新機能「Summon」を追加しました。
 
現時点では、ユーザーが39フィート(約11.9メートル)以内にいる状態で、Model Sを車庫などのスペースから出し入れするのが、Summon機能の主な用途となっています。この機能を使えば、ドアが開かないような狭いスペースにも、Teslaを停めることができます。
 
しかしTeslaのイーロン・マスクCEOは、将来的にはアメリカ西海岸からでも東海岸にあるTeslaが操作できるようになったり、途中で充電してから迎えにくるよう指示を出す、といったことも可能になると述べています。

Apple Watchに指示、無人のTeslaが動く

以前にもApple WatchでSiriを使い、音声でTeslaを遠隔操作(エアコンを入れる、エンジンをかける、サンルーフを開くなど)できるアプリ「Remote S for Tesla」を開発したAllen Wong氏をご紹介しましたが、同氏が今度はそのアプリに「Summon」機能を追加、Apple Watchから操作できるようにしています。
 
以下の動画で実際にApple Watchで「Summon」と呼びかけ、Teslaを車庫から出している様子を見ることができます。
 
路上を無人の車が走っている様子を想像すると少々不思議な感じがしますが、実現するのもそう遠い将来ではなさそうです。
 

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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