「ポストペット」が20周年！当時の開発チームがVR版制作費用の出資受付開始！

 
来年1月で誕生20周年となる「ポストペット」が、仮想現実（VR）となって帰ってきます。「スマホ向けポストペット」の開発を視野に入れてクラウドファンディングで「PostPetVR」開発資金の出資を募っているほか、20周年記念プロジェクトも動き出しています。

ポストペットが誕生20周年！ペットたちがVRの世界にやってくる！

1997年1月、So-netから発表されたメールソフト「ポストペット」は、ピンクのクマの「モモ」をはじめとするキャラクターがメールを運ぶ、という可愛らしい世界観が大人気を博しました。
 

 
誕生から20年となる2017年に向けて、「ポストペット」の開発者たちが設立したPetWORKsが、新タイトル「PostPetVR」の開発を発表し、クラウドファンディングサイト「CAMP FIRE」で出資受付を開始しました。
 

 
「PostPetVR」は、ユーザーが紙袋をかぶったキャラクター「アンノウン」となってペットたちの部屋に入り、ペットにおやつをあげたり、なでたり、抱っこしたりして一緒に遊ぶことができるアプリです。
 
WindowsPC上で動作し、VRゴーグル「HTC Vive」と「OculusRift CV1」を対象として開発予定で、現時点でPlayStationVR版の開発予定はないとのことです。

アプリダウンロード権は15,000円で入手可能

「PostPetVR」に出資すると、2017年3月～4月に東京都内で開催予定のベータ版先行体験会に参加可能となります。それ以降、他の都市での開催については、PetWORKsとSo-netで協議してなるべく多くの都市で開催したいと考えているそうです。
 
PetWORKsは、出資が目標額の360万円に届かなくても「PostPetVR」ベータ版の開発は必ず行い、出資者をベータ版体験会に招待するまでは必ず実施する、と案内しています。出資受付は2017年1月30日までです。
 
出資額は、ベータ版体験会の参加権が得られる「体験会ご招待コース」が9,000円、ベータ版のダウンロード権が提供される「アプリダウンロードコース」（HTC Vive版かOculusRift 版の選択）が各15,000円などとなっています。
 
さらに、PostPetV3のペットデータを呼び出せてアルファ版の発表会に出席できる36,000円の「ドクターコース」（限定50口）等が用意されています。また、「PostPetVR」の世界に看板を出せる企業向けのスポンサー枠もあります。

その先のゴールは「スマホ版ポストペット」開発！

「PostPetVR」のクラウドファンディングは、その先の目標として位置付けられている、「スマホ版ポストペット」（iOSとAndroid）制作に向けたニーズをはかるテストマーケティングも兼ねています。
 

 
PetWORKsはテストマーケティングの意義について、「スマホ版を作った場合、サーバを維持できる規模のユーザーさんがいるか見極める、というのはとても重要なこと」と説明しています。
 

 
目標以上の資金が集まった場合は「PostPetVR」の正式体験会の複数都市開催、そして「スマホ版ポストペット」の開発費用に充てられる、とのことです。

So-netは記念プロジェクトを発表！

So-netは11月24日、ポストペット20周年アニバーサリープロジェクトの実施を発表しています。
 

 
20周年の記念ロゴとビジュアルを、きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」のMV美術などを手掛けたアートディレクターの増田セバスチャン氏が制作し、モモたちのハタチをお祝いするイベントを予告しています。
 

本日、ポストペットの20周年アニバーサリープロジェクトについて、発表させていただきました。

メインビジュアルとロゴは、ニッポンのカワイイカルチャーの第一人者である増田セバスチャンさんにつくっていただきました。 #postpet https://t.co/mrf8D5U1Kn

— PostPet プロモ担当C (@PostPetPress) 2016年11月24日

2017年1月7日から22日に東京・渋谷にアニバーサリーカフェ出店やオリジナルグッズの販売等が予定されており、詳細は決定しだい、特設サイトで公開されます。
 
大ブームの頃に「ポストペット」で楽しんだ方も、当時のことを知らなくてVRに興味のある方も、「PostPet VR」のプロジェクトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 
 
Source:CAMP FiRE（PostPet VRの出資受付）, So-net特設サイト
(hato)