M1搭載MacBook Airを値下げして教育市場向けに進出?iPadとのすみ分けは

MacBook SE
 
Appleは教育市場向けに、Chromebookに対抗する廉価版MacBookを開発しているとの噂について、Bloombergのマーク・ガーマン記者が見解を伝えました。
 
ガーマン記者は、Appleが教育市場向けに廉価版MacBookを発売するとしても、iPadほどの戦略的な価格設定は行わないと予想しています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Bloombergのマーク・ガーマン記者が、Appleは教育市場向けに廉価版MacBookを開発しているとの報道についてコメントした。
2. 教育市場向けのiPadの普及が、一時に比べて勢いを失っていると指摘。
3. M1搭載13インチMacBook Airの販売価格を値下げして対応すれば良いのではと提案。

教育市場向けiPadの販売が低迷しているのを補完か

ガーマン記者が、有料ニュースレター「Power On」の読者質問コーナーで、「Appleが教育市場向けに廉価版MacBookを開発しているとの報道についてどう思いますか?」との質問に回答しました。
 
ガーマン記者は、Appleは教育市場向けiPadを推奨してきたが、一時に比べて普及の動きは勢いを失っていると指摘しています。
 
そのため、これを打破するために新たに廉価版MacBookを発売し、この市場での普及促進を図るのは理にかなっていると評価しています。
 
ただし、その場合はM1搭載13インチMacBook Airの販売価格を数百ドル(数万円)値下げすれば良いと、ガーマン記者は考えています。
 
iPadほど戦略的な価格設定は行わない場合、教育市場向けに廉価版MacBookが発売されるとしても、iPadにSmart Keyboard FolioもしくはMagic Keyboard Folioを組み合わせた場合よりも、廉価版MacBookの方が高価かもしれません。

廉価版MacBookが2024年下半期(7月〜12月)に発売されると噂

廉価版MacBookシリーズは、早ければ2024年下半期(7月〜12月)に発売されるとDigiTimesが先週報じていました。
 
 
Source:Power On
Photo:Appley 𝕏(@AppleyPro)/X
(FT729)

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