iPhone14 Proシリーズが出荷数の65%占める〜ミンチー・クオ氏が動向報告

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アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone14シリーズにおけるモデルごとの出荷割合や、関連するサプライヤーの売上見通しについて伝えました。

Proシリーズの販売比率が更に増加か

クオ氏によれば、年内のiPhone14シリーズの総出荷数におけるiPhone14 Proシリーズが占める割合は、前回予想の55%〜60%よりも増加し、60%〜65%に達する見通しとのことです。
 
クオ氏は、年内のiPhone14シリーズの総出荷数において出荷割合が最も高いのはiPhone14 Pro Maxで、同モデル単体で30%〜35%を占めると予想しています。
 
これら、高価格帯のモデルの販売割合増加により、Appleが10月下旬に行う2022年7月〜9月期決算発表では成長基調が示されると期待されます。

iPhone14 Proシリーズのサプライヤー

また、iPhone14 Proシリーズの販売数増加に伴い、下記のサプライヤーがその好影響を受けると、クオ氏は報告しています。
 

  • ソニー:4,800万画素リア広角カメラ用イメージセンサーを供給
  • Largan Precision:望遠レンズと超広角カメラ用ボイスコイルモーターの副サプライヤー
  • LG Innotek:リアカメラモジュールの組み立て・供給
  • アルプスアルパイン:望遠カメラ用ボイスコイルモーターを独占供給
  • ミネベアミツミ:超広角カメラ用ボイスコイルモーターの主サプライヤー
  • Samsung Display:iPhone14 Proシリーズ用低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)-有機EL(OLED)ディスプレイを供給
  • Foxconn Technology:ステンレス製フレームの主サプライヤー
  • Foxconn:iPhone14 Proシリーズの組み立てを単独受注

 


 
 
Source:郭明錤(Ming-Chi Kuo)/medium
(FT729)
 
 

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