Apple、22年度版「最も影響力のある企業トップ100」に選ばれる

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TIME誌が毎年企画している「最も影響力のある企業トップ100」で、Appleが今年も選出をを果たしました。

Appleは“巨人”としてランクイン

毎年発表されるこのリストでは、「世界中で並外れた影響力を与える企業にスポットを当てる」ことを目的としており、世界中の編集者や業界の専門家などによって票が投じられます。テック企業からエンタテインメント企業まで様々な分野に渡り、「(人びとにとって)不可欠な道を作り上げていく手助け」をしているかが重視されています。
 

 
先駆者(PIONEERS)、巨人(TITANS)、リーダー(LEADERS)、発明者(INNOVATORS)、破壊者(DISRUPTORS)といった項目で、AppleはTITANSの項目で選出となりました。同じ項目には、AmazonやNetflix、Microsoftといった巨大テック企業の名が並びます。

Appleの変革にも期待

ただし、手放しで称賛しているわけではありません。
 
TIMEは、Appleとティム・クック最高経営責任者(CEO)について「アプリのトラッキングをブロックできるようユーザーに許可する、重大な一歩を踏み出した」と指摘、ユーザーの大半がこの機能(ATT)を前向きに捉えているものの、巨大な権力をさらに強化するものではと警戒する声も取り上げています。実際、Meta(Facebook)やSnap(Snapchat)といった広告をビジネスにする企業は、Appleの仕様変更によって収益に悪影響が出ていると主張してきました。
 
また、iPhone12/13といった一部モデルをユーザーが自己修理できるようにする計画についても言及しており、デバイスだけでなくビジネスモデルのイノベーションにても期待をにじませています。
 
なお、ティム・クックCEOも昨年「世界で最も影響力のある100人」に選出されています。
 
 
Source:TIME via iMore
(kihachi)

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